近現代陶磁器資料データベース

富本憲吉とは

富本憲吉は芸術院会員、及び重要無形文化財保持者を歴任し、文化勲章を受賞した20世紀の日本を代表する陶芸家として知られています。更に、京都市立芸術大学の前身である、京都市立美術大学で陶器科設立時の初めての教授であり、後に学長も勤めた人物です。富本が所属した国画創作協会工芸部、新匠工芸会、東京美術学校、京都市立美術大学等では、彼を敬慕する芸術家が交流し、数多くの芸術家を排出しました。

2014年、京都市立芸術大学は富本憲吉記念館から富本憲吉関連資料の寄贈を受けました。富本と親交の厚かったバーナード・リーチ、水木要太郎、南薫造、白瀧幾之助からの書簡をはじめ、素描、図案などの貴重資料役600件を公開することにより、近現代の陶磁器研究に活用することが目的です。

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