備考: 芦原節 斎藤佳三作歌 (春)花の「チョイトナ」雫か芦原の出で湯「チョイトナ」すいた同志か桜色ほんとうれしわね。 (夏)銀の「チョイトナ」鏡が芦原の出で湯「チョイトナ」ふかい情けの色くらべほんとうれしわね。 (秋)月も「チョイトナ」はにかむ芦原の出で湯「チョイトナ」主のためなら水鏡ほんとうれしわね。 (冬)打つな「チョイトナ」閨い戸芦原は禁猟「チョイトナ」女夫鴨だよ堀炬燵ほんとうれしわね。(古謡)夜叉で「チョイトナ」夜の叉で夜の叉で夜叉で「チョイトナ」夜叉で夜の叉でこちやしらぬほんとにこちやしらぬ。 (由来)神が「チョイトナ」授けた芦原の出で湯「チョイトナ」枯れた稲さへ穂が実るほんとに穂が実る。 (戯作)一人「チョイトナ」生まれて一人で死ぬに「チョイトナ」なぜに一人ぢや暮らされぬほんとに暮らされぬ。
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