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作品No. ROM-2004.38.0001-25 CoGNo. ROM-2004.38.0001-25 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-25 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;02 異版
作品名1 「関東類焼 大地震」 ( かんとう るいしょう おおじしん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  報道絵  災害絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-26 CoGNo. ROM-2004.38.0001-26 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-26 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/02;02 異版
作品名1 (「関東類焼 大地震」) ( かんとう るいしょう おおじしん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  報道絵  災害絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-27 CoGNo. ROM-2004.38.0001-27 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-27 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 延寿 絵師Roma 落款印章 延寿戯画作 彫師摺師 画中文字人名 五夫庵、延寿 改印 判型 大倍判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「泰平鯰退治」 ( たいへい なまず たいじ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「む忠太」「ぢ作」「あは九郎」「おど六」「さう八」「みな作」「たか平」「やね介」「かべ作」「まち介」「やし吉」「もんた」「くらぞう」「いゑ介」 ( むちゅうた、じさく、あわくろう、おどろく、そうはち、みなさく、たかへい、やねすけ、かべさく、まちすけ、やしきち、もんた、くらぞう、いえすけ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  時事絵  戯画  画題 鯰の捕り物  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-28_1 CoGNo. ROM-2004.38.0001-28_1 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-28_1 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・28 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 十月廿八日極改 判型 / 続方向 作品位置 001:001/01;02 異版
作品名1 「安政ニ卯年十月二日夜 地震大花 場所一覧図」 ( あんせい に う のとし じゅうがつ ふつか よる じしん たいか ばしょ いちらん ず ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  地図  時事絵  報道絵  災害絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-28_2 CoGNo. ROM-2004.38.0001-28_1 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-28_1 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・28 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 十月廿八日極改 判型 / 続方向 作品位置 001:001/02;02 異版
作品名1 (「安政ニ卯年十月二日夜 地震大花 場所一覧図」) ( あんせい に う のとし じゅうがつ ふつか よる じしん たいか ばしょ いちらん ず ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  地図  時事絵  報道絵  災害絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-29 CoGNo. ROM-2004.38.0001-29 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-29 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 /錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「万歳楽」 ( まんざいらく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「くらの開扉 落涙山非常明王」「こんがりどじ」「せいたかとうじ」 ( くらの かいひ、なみださん ひじょうみょうおう、こんがりどじ、せいたかとうじ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題 安政大地震    見立不動明王  開帳  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-30 CoGNo. ROM-2004.38.0001-30 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-30 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 休応斎老人 絵師Roma 落款印章 休応斎老人著 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地しん心得草」「地震心得 并ニ 家作リの事 附 江戸の海つなみ無き事」 ( じしん こころえぐさ、じしん こころえ ならびに やづくり の こと つけたり えど の うみつなみ なき こと ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  画題 安政大地震  伏見地震と加藤清正  家作り心得  護符  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-31 CoGNo. ROM-2004.38.0001-31 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-31 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「骨抜 どうせう」「なまづ 大家破焼」 ( ほねぬき どうしょう、なまず おおかばやき ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題 鯰の蒲焼き  鹿島明神  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-32 CoGNo. ROM-2004.38.0001-32 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-32 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 延寿 絵師Roma 落款印章 延寿戯画作 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大倍判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「浮世四案鈔」 ( うきよ しあんしょう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「地震雷火災心得の事」 ( じしん かみなり かじ こころえ の こと ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  鯰絵  戯画  画題 安政大地震  地震雷火事親父  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-33 CoGNo. ROM-2004.38.0001-33 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-33 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 /錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 ( ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  報道絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-35 CoGNo. ROM-2004.38.0001-35 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-35 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 - 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「なまづ 蒲やき」 ( なまず かばやき ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  時事絵  画題 鯰と雷  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-37 CoGNo. ROM-2004.38.0001-37 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-37 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「焼死大法会図」 ( しょうし だいほうえ の ず ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  地震絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-39 CoGNo. ROM-2004.38.0001-39 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-39 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 / 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「よし原たいへん」 ( よしわら たいへん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「卯の冬」「廓青楼」 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  地震絵  画題 安政二年大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-40 CoGNo. ROM-2004.38.0001-40 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-40 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「吉原地震焼亡之図」 ( よしわら じしん しょうぼう の ず ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  報道絵  災害絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-42 CoGNo. ROM-2004.38.0001-42 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-42 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「自身除妙法」 ( じしんよけ の みょうほう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題 鹿島明神と鯰  地震除けの護符  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-43 CoGNo. ROM-2004.38.0001-43 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-43 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 延寿 絵師Roma 落款印章 □□□延寿戯作 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「難☆」「稼鳥」 ( なんじゅう、かせぎどり ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  時事絵  諷刺画  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-44 CoGNo. ROM-2004.38.0001-44 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-44 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「あんしん要石」 ( あんしん かなめいし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  時事絵  画題 要石  要石に願い事をする人々  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-45 CoGNo. ROM-2004.38.0001-45 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-45 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「当時はやりもの」 ( とうじ はやりもの ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「屋ねや」「かわらし」「わらじ」「車力」「天ぷらや」「一ぜんめし」「あら物や」「鳶者」「あなくら」「根木や」「こてりうじ」「畳屋」「土方」「高付売」「大工」「人ト入」「半天や」「左かん」 ( やねや、かわらし、わらじ、しゃりき、てんぷらや、いちぜんめし、あらものや、とびのもの、あなくら、ねきや、こてりょうじ、たたみや、どかた、たかつけうり、だいく、ひといれ、はんてんや、さかん ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  風俗画  時事絵  画題 安政大地震の影響で必要とされたもの  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-46 CoGNo. ROM-2004.38.0001-46 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-46 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地震は二日の亥の刻 焼止は三日の巳の刻 両四時角力取組」「仰天十日頃迄野宿仕候 ( じしん は ふつか の いのこく やけどまり は みっか の みのこく りょうごく すもう の とりくみ、ぎょうてん とおか ころまで のじゅく つかまつりそうろう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「要石」「天下泰平 国土安穏」 ( かなめいし、てんかたいへい こくどあんのん ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  鯰絵  地震絵  時事絵  報道絵  画題 鯰と要石の相撲  鹿島明神の行司  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-47 CoGNo. ROM-2004.38.0001-47 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-47 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「江戸前 かばやき 鯰大火場焼」 ( えどまえ かばやき、なまず おおかばやき ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  諷刺画   画題 安政二年大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-48 CoGNo. ROM-2004.38.0001-48 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-48 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「要石」 ( かなめいし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題   鹿島明神  要石  地震雷火事親仁  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-49 CoGNo. ROM-2004.38.0001-49 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-49 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 鶴亭主人 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「要石」 ( かなめいし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題   鹿島明神  要石  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-50 CoGNo. ROM-2004.38.0001-50 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-50 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「流行三人生酔」 ( はやり さんにん なまよい ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「芸者なき上戸」「職人わらひ上戸」「金持商人腹たち上戸」 ( げいしゃ なきじょうご、しょくにん わらいじょうご、かねもちしょうにん はらたちじょうご ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  戯画  時事絵  諷刺画  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-51 CoGNo. ROM-2004.38.0001-51 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-51 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( 1855 )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地震のまもり」 ( じしん の まもり ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「井戸神」「地の神」「天照太神宮」「鹿島太明神」 ( いどがみ ちのかみ てんしょうだいじんぐう かしまだいみょうじん ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題   鹿島明神  天照太神宮  地震除けの守り  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-52 CoGNo. ROM-2004.38.0001-52 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-52 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 - 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 ( ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  画題 鯰の家族と鹿島神宮  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-53 CoGNo. ROM-2004.38.0001-53 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-53 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「道外 地しん拳」 ( どうけ じしんけん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「さげ銭の銀吉」「かなめ石のゆり蔵」「はり下屋川はい鶴」 ( さげぜにのぎんきち、かなめいしのゆりぞう、はりしたやかわはいつる ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵    戯画  地震絵  時事絵  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-54 CoGNo. ROM-2004.38.0001-54 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-54 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 延寿 絵師Roma 落款印章 延寿戯画作 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「大津画ぶし」 ( おつえぶし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  画題     火事  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-55 CoGNo. ROM-2004.38.0001-55 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-55 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「吉原仮宅場所附」 ( よしわら かりたく ばしょづけ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 美人画  地震絵  時事絵  報道絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-56 CoGNo. ROM-2004.38.0001-56 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-56 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 出版備考: 順No.:( 1855 )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 - 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「見立ちう身ぐら」 ( みたてちゅうしんぐら ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 見立絵  諷刺画  鯰絵  画題 忠臣蔵  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-57 CoGNo. ROM-2004.38.0001-57 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-57 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「浅草寺大塔解訳」 ( せんそうじ だいとう かいしゃく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  神社仏閣  画題 浅草寺大塔災害史  安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-59 CoGNo. ROM-2004.38.0001-59 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-59 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「難義鳥」 ( なんぎちょう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  時事絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-60 CoGNo. ROM-2004.38.0001-45 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-45 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/02;02 異版
作品名1 「当時おあいだ」 ( とうじ おあいだ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「まきゑ」「かこゐ」「やくしや」「ごふくや」「ぬいはく」「たいこ持」「三味せんや」「ふなやと」「さるまはし」「茶ノゆ」「太夫」「けい□□」「ゑ本」「かし本や」「みせもの」「唐物や」「袋物や」「げいしや」「会せき」 ( まきえ、かこい、やくしゃ、ごふくや、ぬいはく、たいこもち、しゃみせんや、ふなやど、さるまわし、ちゃのゆ、たゆう、□□□、えほ ん、かしほんや、みせもの、とうぶつや、ふくろものや、げいしゃ、かいせき ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  風俗画  時事絵  画題 安政大地震の影響で不用とされたもの  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-61 CoGNo. ROM-2004.38.0001-61 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-61 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「持○長者腹くらべ」 ( もちまるちょうじゃ はらくらべ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  諷刺画  画題 持丸長者  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-64 CoGNo. ROM-2004.38.0001-64 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-64 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( 1855 )
絵師略称 - 絵師Roma 落款印章 - 彫師摺師 画中文字人名 改印 - 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「鹿島恐」 ( かしま おそれ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 - 板元文字 -
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 時事絵  地震絵  鯰絵  戯画  諷刺画  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-65 CoGNo. ROM-2004.38.0001-65 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-65 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「持丸長者」 ( もちまるちょうじゃ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  時事絵  地震絵  諷刺画  画題 安政大地震  持丸長者  世直し  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-66 CoGNo. ROM-2004.38.0001-66 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-66 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「大津ぶれぶし」 ( おおつぶれぶし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  時事絵  地震絵  戯画  俗曲替歌  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-67 CoGNo. ROM-2004.38.0001-67 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-67 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「持○長者」 ( もちまるちょうじゃ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  時事絵  諷刺画  画題 持丸長者  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-68 CoGNo. ROM-2004.38.0001-68 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-68 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「江戸大地震」 ( えど おおじしん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 見立番付  地震絵  時事絵  言語遊戯  地口  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-69 CoGNo. ROM-2004.38.0001-69 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-69 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「見立町鑑 大地しん」 ( みたて まちかがみ おおじしん ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 見立番付  地震絵  時事絵  言語遊戯  地口  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-70 CoGNo. ROM-2004.38.0001-70 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-70 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「安政二卯十月二日の夜ル四ツ時俄に出ル」「難渋の獣 一名ヲ地震ト云」 ( あんせいに う じゅうがつふつか の よる よつどき にわか に でる、なんじゅう の けだもの、いちめい を じしん と いう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画  地震絵  時事絵  報道絵  画題 安政大地震  難渋の獣  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-71 CoGNo. ROM-2004.38.0001-71 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-71 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地震出火 後日 善悪競」 ( じしん しゅっか ごじつ よしあしくらべ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 見立番付  地震絵  時事絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-72 CoGNo. ROM-2004.38.0001-72 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-72 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「聖代要廼磐寿恵」 ( ゆるがぬ みよ かなめ の いしずえ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 見立番付  地震絵  時事絵  画題 慶長以来の火事地震洪水津浪  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-73 CoGNo. ROM-2004.38.0001-73 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-73 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「おどけはなし」 ( おどけばなし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 「地震」「雷」「火事」「親父」 ( じしん、かみなり、かじ、おやじ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  言語遊戯  落噺  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-75 CoGNo. ROM-2004.38.0001-75 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-75 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地震廼非注」 ( じしん の こうしゃく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  時事絵  画題 安政大地震  前兆  異形出現  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-79 CoGNo. ROM-2004.38.0001-79 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-79 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「安政二年十月二日夜 大地震鯰問答」 ( あんせいにねん じゅうがつふつか よる おおじしん なまず もんどう ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  異人絵  役者絵  戯画  地震絵  時事絵  画題 鯰とアメリカ人の問答  首引  団十郎の行司役  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-80 CoGNo. ROM-2004.38.0001-80 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-80 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「繫昌たから船」 ( はんじょう たからぶね ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 地震絵  見立絵  時事絵  戯画  諷刺画  画題 見立七福神  宝船  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-81 CoGNo. ROM-2004.38.0001-81 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-81 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「大平安心之為」 ( たいへい あんしん の ため ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題   鹿島明神  𪮷抬𪮷𪮇の護符  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-82 CoGNo. ROM-2004.38.0001-82 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-82 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/墨摺絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「江戸 大地震 当座 見立 三人生酔」 ( えど だいじしん とうざ みたて さんにん なまよい ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 摺物  見立番付  地震絵  時事絵  画題 安政大地震  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-83 CoGNo. ROM-2004.38.0001-83 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-83 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 - 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「なまづめをはなしうなぎのぬら蔵をゆりくづしたる金の口あせ」 ( なまずめを はなし うなぎの ぬらくらを ゆりくずしたる かねの くちあせ ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  画題 鯰の首引き  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-84 CoGNo. ROM-2004.38.0001-84 Co重複: 1 AlGNo. ROM-2004.38.0001-84 Al重複: 1 出版年: 安政02 (1855) 月日 10・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 無款 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横絵) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「地震一口はなし」 ( じしん ひとくちばなし ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 鯰絵  戯画  地震絵  時事絵  画題 鯰と鹿島明神の立ち回り  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. ROM-2004.38.0001-25 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-26 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-27 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-28_1 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-28_2 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-29 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-30 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-31 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-32 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-33 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-35 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-37 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-39 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-40 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-42 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-43 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-44 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-45 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-46 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-47 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-48 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-49 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-50 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-51 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-52 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-53 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-54 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-55 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-56 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 安政02 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-57 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-59 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-60 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-61 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-64 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 - 劇場 -
作品No. ROM-2004.38.0001-65 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-66 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-67 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-68 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-69 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-70 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-71 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-72 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-73 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-75 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-79 配役 行司役 〈8〉市川 団十郎
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-80 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-81 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-82 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-83 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-84 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. ROM-2004.38.0001-25  
画中文字 御救御小屋三ヶ所 浅草広小路 深川海辺大工町 幸橋御見附外 乾坤和順せざるときは陰地中ニ満て一時に発す 是地上に地震といひ海上に津浪といふ 山中に発する時は洞のぬけたるなど 皆風雨不順の為す所にして恐るべきの大事なり 于茲安政二年乙卯冬十月二日夜四ツ時過るころ関東の国々は 地震のとゝかさることなく一時に舎坊を崩し人命を絶こと風前のともしびの如し 其中に先御府内焼亡ノ地は千住小塚原 不残焼け千住宿は大半崩れ山谷橋はのこらす崩れ今戸橋きは数十軒やける 新吉原は五丁共不残焼死人おびたゞしく 田丁壱丁目弐丁目山川町浅草竹門北馬道聖天横町芝居町三町北谷中谷の寺院南馬道より花川戸半町程やける 山の宿町 聖天町は崩る 浅草寺は無事にて雷門の雷神ゆるぎ出す 広小路並木辺残らす崩れ駒形町中頃より出火 諏訪町黒船町御馬や 河岸ニてやけどまる 御蔵前茅町辺富坂町森下辺大破 東門跡恙なし 菊屋橋きは新寺町新堀共少しやける 大音寺より 三の輪金杉辺崩れ坂本は三丁目やける 山崎町東坂広徳寺前通り崩多シ 又は山本仁太夫矢来内死人多く家不残崩る 其外寺院は 大破損亡おびたゞし ○谷中三﨑千駄木駒辺は崩少し 根津門前は大半崩池の端茅町弐丁目境いなり向よりやけ内壱丁目不残 木戸際ニて留る 切通シ坂下大崩仲町は片側丁崩多く両かは丁すくなし 御すきや町は大崩 広小路東がは中程より伊東松坂屋角迄 上野町より長者町辺やける 御徒町近辺より三味せん堀七まがりは大名方組屋敷共崩るといへとも多分のことなし 御成通より明神下 破れ多く外神田町家の分崩少し 湯島天神は崩少し 門前町崩多く妻恋町少しも不崩 稲荷の社無事也 本郷甚破 少し筋違御門より日本橋通り左右神田東西共崩多シ 小川町本郷様松平紀伊守様板倉様戸田様やける 榊原様外かは 焼 神田橋内酒井雅楽頭様同御向やしき竜之口角森川出羽守様又下口は八代洲河岸植村但馬守様因州様御火消屋敷 等なり 和田倉御門内は松平肥後守様松平下総守様やける 近所崩れ其外丸の内御大名方所々崩多シ 鍋島様御上屋敷 不残やける 山下御門内阿部様のこらす大崩となり夫より幸橋内松平甲斐守様伊東様亀井様共やける 薩州様装束屋敷崩る 霞関は諸家様大半くづれ黒田様御物見のこる 永田町三間家かうじ町辺は崩少し 四ツ谷市ヶ谷牛込に日向小石川番町辺 何れも損亡おほし 赤坂青山麻布渋谷白銀品川高輪台町共崩少し 赤羽根三田阪倉西ノ久保は崩多シ 増上寺無事 ○北本所は中の郷松平周防守様やける 此辺大崩ニて所々より出火あり 同所番場丁弁天小路辺やける 其外寺院損亡多シ 法恩寺橋 町家やける 亀戸町二ヶ所やける 又竪川通リは桐生町鑑?町三ツめ花町より迄やける 又御船蔵前町より黒八名川町六間堀森下町高橋ニて 留る 又下口は深川相川町より黒江町大島町はまぐり町永代寺門前町八幡宮鳥居きはニて止る 又乙女橋向角大川端少しやける 本所深川おしなへて地震つよく損亡おびたゝし ○日本橋より南東西中通り河岸通り共大崩ニて南伝馬町弐丁目三丁目左右川岸 京橋川通り迄やける 銀座町三十間堀尾張町辺少したるみ新橋向築地木挽町桜田久保町あたご下崩れ多シ 芝口通り少し 霜月丁崩れ柴井町やける 神明町三島町大崩怪我人多シ 神明宮恙なし 浜手御屋敷残すいたむ 中門前御門前浜松町金杉本 芝辺崩少し 田町大木戸品川宿格別の崩なし 翌三日より七日迄明日すこしづゝふるひけれ共別にさはることなく追々静謐におよひ下々へは 御救を被下置御救小屋三ヶ所人御立被下御仁徳の御国恩を拝謝し奉らん人こそなかりけれ あらありがたき 事共なり   但シ出火のせつわ三十二口なれともやけるところは図のことし   火の用心/\
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-26  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-27  
画中文字           五夫庵 末ひろき御世をしめたる要石  うこかぬ国とあふぐ神風 大ぜい「アリヤ/\/\/\ む忠「ヤアぬらくらものゝなまづ ぼうずめ おのれがわるくふざけるゆへせけん のさはぎ諸人のなんぎ おど六「家くらのみかたい せつなるきも玉までぶつつぶさし あは九郎「まだ/\ 其上火なんのうれい 中吉「.老若〈ろうにやく〉きせんの さべつなく まち「いとしい.新造〈しんぞう〉に のじゆくをさせ いへ「おいら迄も やどなしどうぜん たか「いちどならず今にも どろ/\ もん「あんまりあこぎのあみはのが れぬ みなさく「なまづ.坊主〈ほうず〉め かくごいたせ 大ぜい「サア じんぜうにくだばつてしまへ なまづ「ハヽヽヽハヽヽヽ ハテそう/゙\しひがらくたやろうめ おのら十万 百万でもものかづとは思はず.金剛夜叉〈こんがうやしや〉 五大力でもちつともおそれぬわがいき おい それ.知〈しり〉ながらギヤアヽ/\とうろたへ.廻〈まは〉る おくびやうもの わるくさはぐとおばらやのごとく こなみぢんにふみくだくぞ あは九「ヤアこまごと ぬかすな .初〈はじめ〉は出しぬけだからおそれたが 今は.命〈いのち〉もかくごの.我々〈われ/\〉へ む忠太「ことにかしまさま の.守〈まもり〉もあれば やし吉「.鉄門〈てつもん〉よりは.大丈夫〈だいぜうぶ〉 まち「一分でも .動〈うごき〉はしねへぞ くら「たはこといはせずぶつこめよト .双方〈そうほう〉より立かゝるを なまづはしゆうに はたらきて取ては.投〈なげ〉のけはねとばし あるひは ころり.押倒〈おしたおし〉せうぎだおしにばた/\/\ なまづは きおひにあたりを見廻し なまづ「アラこゝちよや 是よりは思ひのまゝ天地おもくつがへしわが まゝにしてくれんといふおりからもふしぎの .霊験〈れいけん〉.鹿島〈かしま〉の神の守にや たをれしもの 一度に.起立〈おきたち〉四天王の.勇〈ゆう〉を.顕〈あらは〉しヤツト.声〈こへ〉かけ .左右〈さゆう〉よりおつ取かこみうちかゝれば なまづも.動〈はたら〉く 心なれど.一身〈いつしん〉しびれてはたらきがたくむねんの いかりはがみなすをなんなくしめる神しばり みな 一同にいさみたち ぢさく「サアこれからは此なまづを八ツさきに して.腹〈はら〉いせしやう かべさく「.極悪非道〈ごくあくひどう〉のらんぼうもの やね「まづことも なく取しづめ 門太「.天下太平〈てんかたいへい〉.国土安穏〈こくとあんおん〉 くら「.鯰〈なまづ〉を火にあぶり いはひのさかもり さう八「サアうしやァがれ なまづ「おいらいやだ さう「ヤアいやだと ぬかしてゆるしておかふか ぢさく「サアうしやァがれ なまつ「ひどいめにあはせるからいやだ おど「こいつひけうなやつだ ソリヤ知たことだ あは九郎「たいがいのことですませるものか いへ「はら いつはいくるしませてやるのだ なまづ「ナゼそんなにおれをにくむのだ たか平「とぼけな うぬ自身におぼへがあろう 大ぜい「うぬはいつこくのおふゆすりめだわい
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-28_1  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-28_2  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-29  
画中文字 くらの 開扉 .落涙山〈なみださん〉. 非常明王〈ひじやうめうわう〉    念仏題目等  当十月二日夜四ツ時より翌日朝迄  一同今難渋者也      地震院 火事 そも/\なみだ山.非常〈ひじやう〉明王は.御救〈おすくひ〉の. 小屋〈こや〉.山町法大事〈さんてうほうたいじ〉の御.作〈さく〉 にして .地震〈ぢしん〉.雷〈かみなり〉.火事〈くわじ〉.親父〈おやぢ〉を.倶足〈ぐそく〉し奉る本尊なり .悪魔〈あくま〉.降伏〈かうぶく〉は もちろん.世上〈せじやう〉の.人気〈しんき〉をなほし.放蕩〈はうとう〉.惰弱〈だぢやく〉を.止〈とゞめ〉たまふとの御せいくわん也 .地震〈ぢしん〉と.現〈げん〉じ給ふ時は.強欲〈がうよく〉いんあくの.土蔵〈どさう〉をおとし.雷鳴〈らいめい〉とあら はるゝときは.聾〈つんぼう〉の耳を.貫〈つらぬき〉.魂〈たましい〉を.天蓋〈てんがい〉にとばして.無慈悲〈むじひ〉の.心〈しん〉 .中〈ちう〉をかわらしむ .火事〈くわじ〉.身〈しん〉を.現〈げん〉じてはつぶれし.家〈いへ〉より.火〈ひ〉をはなち .消人〈けして〉なければやけほうだい .夜〈よ〉の.明〈あけ〉るにしたがひていつしかきえてあと かたはなきの.涙〈なみだ〉の.箸〈はし〉もたぬまでになりても.命〈いのち〉さへあれば.一法〈ひとほう〉かき かへてだますとすれば.親仁〈おやぢ〉.身〈しん〉それかけ出して.野宿〈のじゆく〉の.雨津浪〈あめつなみ〉が くるとだまされて.逃〈にげ〉たあとから.盗〈ぬす〉みする.極悪人〈ごくあくにん〉はいざしら.浪〈なみ〉心を .直〈すぐ〉にもつものは.誓〈ちかひ〉て.助〈たす〉けまゐらする.非常〈ひじやう〉明王の.御剣〈みつるき〉は おやの.異見〈いけん〉の.剣〈けん〉なるべし .片手〈かたて〉にぎる.財布〈さいふ〉.尻〈しり〉しめしを.守〈まも〉る .子孫〈しそん〉へあたへたまふとの御つげなればつぶれ しんで.後悔〈こうくわい〉あられませう やう〳〵 .安堵〈あんど〉し たてまつる 本尊の.由来〈ゆらい〉を くやしくたづぬるに むかし .地震王〈ぢしんわう〉またかど.焼亡〈しやうほう〉のきこえ ありて.商売〈しやうはい〉ださだまりかねて.命〈めい〉をかうむり.田原〈たはら〉.俵〈へう〉だ .火〈ひ〉.出〈で〉たと御すくひとして二合半のもつそうにておめしに かりふくれがはらにおしよせたり 此ときなみだ山.毎日〈まいにち〉.大〈たい〉そう 不そうおうをいのり.施〈ほどこ〉し.米〈ごめ〉のはかりことをもつて.又〈また〉.門〈かど〉の.崩〈くづ〉れと なりしもこの.尊像〈ぞんざう〉の御とくなり 此ときのうたに    またかどでこめかみよりぞうたれける     かはらおちたがさはりこそして さいなん けんのん らいよけ 火なんよけ こゞとよけの 御守は これより 出升
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-30  
画中文字 天に風雨の変 地に震動の災ひあり 是皆陰陽相戦ふの説なりといへども 凡人の窺ふ所にあらず .唯〈たゞ〉.聖賢〈せいけん〉のみ是を .理解〈りかい〉す .昔〈むかし〉.豊臣〈とよとみ〉.殿下〈でんか〉の.時〈とき〉 .伏見〈ふしみ〉大地震天正十三年十一月夜俄に.震動〈しんどう〉 して家の崩るゝ事おびたゞし 其時加藤清正公は 小西石田が讒言にて御勘気を蒙り屋敷に 引籠おり候時大地震して玄関をゆり崩しかば庭口へ のがれ出はだか馬に飛びのり.捨鞭〈すてむち〉うちつゝ一.騎〈き〉 にて 伏見御城へ第一番に登城なし 太閤殿下も 大庭へ御立退有ば御坐近くすゝみ大音上ケ 加藤清正仕こうせり いづれも方しつまり給へ .石御座〈いしのみまゝ〉 /\/\ト三べん唱へ給へければ自然と地震しづまり 秀吉公御かんなゝめならず 虎か 近う〳〵と仰て 清正の御手を取 .汝〈なんぢ〉が.誠忠〈せいちう〉今にはじめず 猶此上は臣がそふ動をしづむへしト仰せければ それより 清正自身に所々へ.幕串〈まくぐし〉を打て女中小性をあつめ近臣を さとして泣さけぶ声をしづまさしむ 此賞によりて御勘気御免 御太刀并に鞍置馬を拝領す 御そばさらずありけるが御尋に清正申上ルは 地震は陰陽戦ふといへ共 陽気さかんなる故也 大雨ふり候へば地しんしぜんとうすらぐもの也 大ゆれの跡小ゆすり日々有といへども 家蔵をゆりたをすほどのこと決てなし 其故をとき給ふと也 今それを譬て申さば寛永四年 関東大地震 其後五十四年過て元禄十六年十二月廿二日大地しん 又百五十三年過安政二卯年 十月二日地震 如此年間相立ざる内は大地震けつしてなし 是陰陽和合せずして地中に.滞〈とゞこほ〉 るといへども十年や二十年には発する物にあらず 是ゟ二百年も過ざればなし 人々.迷〈まよひ〉をはらし玉へ    地震心得 并ニ 家作リの事 附 江戸の海つなみ無き事 先土蔵を造るに二間に弐間半又は四間に五間といふやう間に奥行共相応せるやうに建べし みたりに 長き家をつくり又は三階四階作り抔するは必あやうし 家作もこれに同し 神仏の宮殿楼閣は 造方四方へ行届 其つり合宜敷ゆゑ風破の難を除る 尤低き方無事なること古来より例多し 住居は第一地形丈夫にして平家又二階作りは成丈ひくゝ板屋根よろしけれ共火難はやし 瓦屋根 をかるくふくべし いかめしきは災あり ●又土蔵と立家とは少し間をおき建べし ●先地震の時用心は 火鉢に火あらば水のる土瓶をのせ置べし 湯水こほれて火きゆる也あんとう灯は火事なる程のことなし しまりの外の戸障子ははづし置べし ●逃る時は家財手道具持行べからず 手間取時はけがあるべし けがせぬ場所へ身をのがれつむりに手拭をかむりて家くつれし跡へ 早くもどり出火のなきうち家財を 取出すべし 一度は命を助ケ一度は財をたすくべし 但シ火の元を気を附てよし ●猶又仏心の告などゝいひふ らし来 何日は何時/\には大地震 又は津浪が来る抔と云そらことをまことにして品川辺つきぢ両国辺 迄の人は違方へにけ去り その跡無人を見込盗賊おしこみ抔の用心すへし 神仏の御告とあらば ちしんの前にあるべき也 惣じて江戸の海は入江にして壁は形袋の如にして 房州 相模 □□ 両国にて口を〆め 大浪をとゞめ 是より内へ津浪のうれひなし 都て津浪は向に国見へぬ果なき海ならでは .来〈こ〉ず その故は江戸近き大荒海は伊豆下田辺なり 彼の内海には鮫●真鯛いるか 鯱の類ひなきを以て知るべし 是皆大海の恵也 然れば江戸の海浅く猶又房相の間 に大いなる洲ありて能荒浪をせぎれば御府内町々には津浪の患ひなき事を知るべし 諸人の迷ひをはらさんが為是をあらはす    ○地震のまじなひ .石乃美万志〈イシノミマシ〉々々 三べんとなふべし 家崩ことなし    ○けがよけの御札  𪮷抬𪮷𪮇 此文字をかきくはい中すればけかをよける也    鹿島大神宮詫宣   ゆるぐともよもやぬけしのかなめ石 かしまの髪のあらんかきりは    □□御歌      むねは八ツ門とは九ツ□□□□ 身はいさなきの神のゆかりそ     此内一ツなりとも守る人はその身うれひなき事うたがひなし  
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-31  
画中文字 かしま「サア/\おかいなさい/\ これは こんどの大ちしんいへくらやいた いしゆかへし 大くし小くしの なまづのかはやき しかしこの せつのことはり けんきんうりが かなめいし ひやうたんくひやう ●●/\ときこへるかしらぬ くわし「モシ/\そこへゆくのは雷公と おやぢどのではないか おやち「そう いふは火事公か どこへゆくのだ くわじ「かしまさまがなまづを やく火につかはれぬうち きへるつもりさ おやぢ「それか いゝ くわじやぢしんはやぼの うへなしだ くわじ「シテおまへ がたはいきなせかいかね かみなり「たちのきがはやると いふから いんきよところそう しんそうかいだ くわじ「そいつは おたのしみだが しかしらい こうはあけまいぜ かみなり「 なせ/\ くわじ「てまへはきん じよのごろつきだから げいしや「モシ三みせんやさん このごろは おいそがしいかへ 三みせんや「どうして/\ ぢしんこのかた 三すぢはおろか一トすぢの おあしもとれず まこと にこまつたよつぢさ じつにどうしやうかと おもふ おまへなんぞはおでん かんざけであつたまつたと いふうはさでごさり ますぜ けいしや「それもほんの あの とうざサ なが/\すると みそをつけまするよ せんどう「ほんに わつちらがしやう ばいもやつぱりにたりよつたりで わづか 二朱か三てうの ちよきがりさへ できやせぬ ごふくや「いづくのうらぢも おなじことかなきん もうかる はなしは なく ひまな 上田に なんぎに あをめ ぐちばつ かりを ゆうきじまサ りやうり「たんもの よりは 口の はやい りやうりで さへもくひてはなく くわいせきしやう ばいになりやせぬ かしほんや「イヤわたくしなぞも ほんはやき はらひはとれず このくれは中本のなきほんサ はやく一夜あけてわらひぼんの せかいとしたい このくらうを しらぬのはおかこさん おまへだね かこいもの「なにさ だんなのうちがまる やけゆへ わたいのほうまで おはちがまはらず たべるものさへふじゆう がちだはね はなしか「その口かせぎにわたしらも くみ合のしうのこはいろ をつかひ しごとにでたが 口ほどにかたがたつしやに きかぬゆへ あふぎなめに あいました これものちの はなしのたねサ おどりしせう「とうじんばなしで おやしきのおきやうげんは あがつたり なんぎな ところへこんどのふぢま しやうもやうも中むら やでけがをせぬのが しあはせさ 小道ぐや「じつにこんどのぢしんでは大小となく どぞうをふるひ みぢん七字にどうぐ やはあきないはひま そのうへに せつぱつまつたかさくの いりより ふちかしらを かいております かうしやくし「ぢしんとくわじの かけもちからながらう じやうのひやうろう ぜめ すでにらくぜう するところよう/\ やかうでとりつきました とうぶつや「みなさんよりはとり わけてかひてのないとう ぶつけるゐ いつそらしや どろめんか じんめの毛なら うれるであらう はいくわいし「あきうどしうより 又ひまはなくても こまらぬはいくわいし 百いんのてんりやうも とらねばこめのきれ じに手にははあはず 此せつは一くもでずだ ●●●「モシそうしよう いかゞ でこさる やつがれなぞは おでいりのおやしきがたが みなつぶれ どう かうといふめう しゆもなく ほんのいのちを つなぐのみで ござる 茶人「ふねいちや などはのうちうが だん/\うすちやに てこがみへればこい ちやはしあんと せずはなります まい くわんけ「たれかれ といふ なりでも 二日このかた 一文のおあしも もらはぬ大きな そんじつに ぢしんはごめ んのかんけだ かみなり「おいらもこん どのちしんては いやもふまつ さをになつて かけだした 三みせんや「むねは二上りは ●●んくた こんどはきん たまァそう あがりだ けいしや「なまづのしりふりは あとがこわいヨ かみくづひろひ「やけばに かみくづのないのは わかつたが ぢしんのいつたは よるだから あとに かみくづが ありそふな ものだ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-32  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-33  
画中文字 夫天変大ひにして諸民是に.窮〈きう〉す 時も安政二乙卯年十月二日 夜四つ時過より大地震にはかにゆり出し江戸町ゝ破損出火等あらはす 日本橋より▲東の方深川 佐賀丁 松賀丁 一色丁 堀川丁 小松丁 中川丁 材木丁 富久丁 三角やしき 寺町辺 万年丁 西平野丁 東 平野丁 冬?木丁 亀?久丁 大和丁 此辺大半崩 夫より入船丁 洲崎弁天 社無事 三十三間堂大半崩 八幡社無事 境内殊々く崩 夫より木場 実?のほり 西永丁 吉永丁 此辺大半崩 扇橋より釜屋堀迄大崩 又 海辺大工丁 水場町 伊せさき丁 此辺大損じ 浄心寺本堂中門表門地 中破損 霊岸寺本堂地中破損 夫より出火のおくぐら 佐賀丁代地 石原 代地 相川丁 熊井丁 諸町 富吉丁 北川丁 中島丁通 黒江丁 大島丁 下蛤 丁 永代寺門前丁 仲丁 山本丁 此火先八幡の鳥居きはにて焼止る  又一口 御舟蔵前町 籾蔵 八名川丁 六軒ぼり 南森下丁 北森下丁 猿子橋辺 井上様やける 太田様 小笠原様 大久保様 木下様 火の見計り残る 西町 ときは丁 皆焼て高橋きはにて止る 神明社無事 又本所は 尾上丁 元町 相生丁 松井丁 林丁 横あみ辺 亀沢丁 南割下水 此 辺御大名 御旗本 大に震 夫より四つ目せんざいば茅場丁 柳原丁五つ目 渡場迄大半崩 又 五百らかん少々損じ 是より出火の分 五つ目 渡場きは五 六軒やける 又法恩寺橋きは少々やける 亀井戸天神門前半丁程やける 小梅町 半丁程焼ける 又緑丁壱丁め 二丁目 四丁目 五丁めやける 三丁残る 徳右衛門丁壱 丁目 二丁め 花丁にて焼止る 又壱口は中の郷 周防様下やしきやける 石原丁 あらゐ 町 弁天小路迄やける 横川町 瓦町 大に損じ牛の御前みめぐり此辺大半崩 先東の方は出火場破損の場 巨細にあらはす ▲西の方は糀町 番丁 此辺少々損じ 平川天神社無事 山王社無事 夫より飯田町近辺少々損じ 牛込神楽坂 比沙 門堂無事 魚丁 榎木町 御たんす町 山伏丁 赤城下 築土辺 改代町大破損 夫より大塚 巣鴨 音羽辺 少々損じ 又 市ヶ谷辺 少々損じ 八幡社無事 御大名 御旗本少々損じ 夫より四ツ谷より内藤新宿迄少々損じ 上水万年どよくゑ  て水吹出る 此辺諸御屋敷少々損じ 夫より赤坂 田町 伝馬丁 一つ木 此辺破損 氷川明神 蛍?川いなり無事 夫より青山辺 六堂辻 百人町 此辺少々損じ 西の 方には出火のうれいなし ▲南の方は日本橋より京橋迄 少々損じ 出火 は南伝馬丁 二丁め 三丁目 すみ丁 材木丁 八丁目 柳丁 具足丁 ときは丁 いな ば丁 南がし丁 一丁目 二丁め □□丁 五郎兵衛丁 北こんや丁 大根がし迄 やける 夫より京橋 向新橋迄 少〃損じ 新宿より合松ばし迄少〃損じ 神明寺大半 崩 神前社 増上寺本堂無事 地中少〃損じ 芝は柴井丁やける 夫より 久保丁 一口所 大破損 堂省下 御大名御旗本少〃損じ 夫より飯倉通 赤羽根迄少〃損じ 三田 辺少〃損じ 麻布 狸穴 広尾 古川 此辺ん 少〃損じ 夫より築地 御大名 御旗本 町家 大破損 本願寺本堂無事 寺中大破損 夫より築地鉄砲洲 十軒丁 やける 舟松丁 松平□□守さま様焼る 本湊丁破損 夫より異藤島十八ヶ町大半崩 主門出火の分塩丁南新 ぼり 大川ばた町迄やける 東南の方は出火少〃なり ▲北の方は千住宿は 大小崩 小塚原 不残【のこらず】やける 山谷より山岸橋迄 大破損 新吉原不残 やける也 田町一丁 二丁目 山川下 聖天横丁 芝居町 不残 やける 役者新道三丁め 東洲少〃 残る 金竜山北谷 南谷中谷寺院 不残やける 南馬道 北馬道 やける 花川戸西洲半丁ほどにて焼止る 山の宿 聖天丁 崩るのみなり 今 戸橋きは 五古新【古刹?】やける 橋場銭座やける 夫より金龍山 本堂無事 地中大 半崩 並木道大破損 駒かた 中ほどより出火にて すは丁 黒舟丁やける 西洲 正覚寺門前残る 東洲 御馬屋かしにて止る 又其口は 新寺町 亀屋橋左右へ 小半丁斗りやけ のし通は 行安寺 本直寺にて止る 東本願寺本堂 無事 地中 表門大破損 堂前 山本仁太夫様のうちやける 其外 寺院潰多〱 夫より下谷 みのわ金杉 大破損 坂本一丁目 二丁め やける 東叡山本堂 無事 省増□橋 夫より 広小路東洲中程より出火にて伊藤松坂迄やける 夫より南へうつり 御大名 御旗本 やける 上の町 長者町 中徒士町 にて焼け止る 又□□へ 茅丁 二丁目 塚いなりの 向横丁より一丁目 木戸きは迄やける 夫より根津は二丁とも大崩 谷中団子坂 辺少〃損じ 夫より龍□白山本□辺 少〃損じ 又□道院門前 此辺御大名 御旗本町 谷大小崩 夫より 御桑の外辺少〃損じ □島大神社 家□少〃 損じ 佃新 町屋 大に崩 此辺 程むろくゑて大地われる 九木橋にて 往来する 夫より妻恋坂は いなり社無事 宝蔵少〃損じ 町家少〃損じ 夫より外 神田明神社無事 御基所町 花房丁 仲丁 佐久富丁 松生丁 此辺 大に損じ 内神田源田丁より今川橋迄 今川橋より日本橋少〃損じ夫より 小網丁 十けんぼり 酒井様 紀州様 少〃損じ 松崎丁 人形丁迄も大破損 向ふて小舟丁 堀江丁 大破損 □□大破 馬丁 油丁 横山丁 □達磨かうじ【?】 馬喰丁 小伝馬丁 本石丁 本丁 此辺 大半損じん ▲東西南北をわけてあき らかにしるす □□町々の土蔵は不残 震なり ▲丸の内御屋敷焼□の□ 西丸下は松平肥後守様 松平下総守様 内藤 紀伊守様 八代洲がしは 松平相模守様 同 御□やしき 御火消やしき 遠藤 但馬守様 ときは橋 御用門 酒井雅楽頭様 同 向屋敷 辰の口 角□川出羽守様 幸橋御用門 柳沼甲斐守様 伊東修理様 遠井様 山下御用門 鍋島肥前守様 □□く装束やしき 南部美濃守様 小川町辺 柳原式部様 戸田長門守様 松平 紀伊守様 内藤駿河守様 堀田備中守様 本多備後守様 松平駿河守様 本□ 丹後守様 此辺にやしき多し 右消失し 近辺大破崩 多し 此外には下やしき 中やしき 場末にて 焼け所も□み□ 一 土蔵破損数 四十壱万 千三百九十壱ヶ所 御大名御旗本 御家人□町方 無数の□ 家蔵を失ひ□諸民には 御慈悲にて御救小屋 五個所へ立重 幸橋御門外 浅草広小路 上野広小路 深川海辺新田 同 神社内
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-35  
画中文字 職人子「もうあやまるから かんにんしてやんねへ 地しん子 「もうかんにん/\/\ 子ども 「こいつ おれの ちやんの足を はりへはさん たな ぶちころ してやれ おくびようの地しん 「こいつかばやきに されえは大へん にげろ/\ 近ばんさむらひ 「くや/\大へんた ヱヽ一もくも出さぬうちとは さんねん/\/\ 金もち 「やァこれは大へんだ こんな事なら早く つかつてしまつたものを 女ら 「あぶのうありんすから 早くきなんし あんま 「ちくしよう おれのふんどし をくはいや かつたな 「なまこう かばやきとは どうた かみなり 「なまこうゑらいはたらきた なか/\拙者なそはをよばぬ しかしにくいやつ 二たびこの国へこぬようにしてやらずはなるめい
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-37  
画中文字 .高名〈かうめう〉 .変死〈へんし〉 .滅法〈めつほう〉.世界〈よかい〉 .念仏〈ねんぶつ〉.種焼〈しゆしやう〉 .接主〈せつしゆ〉.富者〈ふしや〉 南無阿弥陀仏 みななみだ 南無阿弥陀仏 皆なみだ/\/\ キンノヲト「ガアン/\/\
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-39  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-40  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-42  
画中文字 安政二年十月二日夜 江戸并関東筋大地震 大火に付 鹿島大明神託曰 「其方共義前々 より申.聞〈きか〉せおく通リ 此.娑婆〈しやば〉せかいのうち 大日本国中の地の上は天照 大神其外諸神の御.守護〈しゆご〉 にして地の下は.金輪〈こんりん〉ならくえんま王 の住所迠.堅牢〈けんろう〉 地神とそれがしの あづかる所也 しかるに.例年〈れいねん〉のことにして朔日 より出雲大社へ参りいる留すの.中〈うち〉を見こみ 其方共.平常〈へいぜい〉の.戒〈いましめ〉をわすれ.乱行〈らんげう〉いたし御.府内〈ふない〉 近国に至迄.揺潰〈ゆりつぶし〉.家倉〈いへくら〉石垣其外を.崩〈くづ〉し 其上 出火と成数ヶ所の.焼失〈せうしつ〉のみならずけが人 .尚〈なを〉又一命に.及〈およぶ〉 もの甚多きよし 是皆其方共かねてのいましめを やぶりたる大ざい也 いかに.某〈それがし〉るすのうちとてもかくのごとき .異変〈いへん〉ありては某の.守護役〈しゆごやく〉のかど立がたく我をないがし ろするふらち 一人も其まゝさし置がたし へんとう有やとふかく いかりをあらはし仰けるに 一とうのなまづは身ぶるひして大いにおそれ 一言をはくものなく 此ときかしら立たると見ゆるもの.慎〈つゝし〉んで申す 「おそれながら仰のおもむきかしこまり候也 此たび大へんのことは 一とふり御きゝ遊され下さるべし 此義は申上ずとも御存の義にて はるなつあきふゆのうちにあついじぶんにさむい日あり さむいときにあたゝかなる日あり かくのごとく気候のくるひ 有てかんだんの.順〈じゆん〉なるとしは.少〈すくな〉く候 今年.最〈もつとも〉ふじゆん ながら.五穀〈ごこく〉のよくみのり候は八百万神の御守り遊され候 御力による所也 さて天地にかんだんの順のさだまり ありて はるなつと其きのじかうことの外くるい候ゆへ わたくしとも.地下〈くに〉のすまひにては以の外おもしろき じせつになりたりとわきまへなきものどもらん しんのごとくくるひまはり候ゆへ わたくしども いろ/\せいとうをいたせどもみゝにもかけず らんぼうにくるひさはぎ候より つひに思ひよら ざる日本へひゞき 御しはいの内なる家倉 をそんじ候だん いかなるつみにおこなはる 共いはいこれなく候也 され共わけてお願 にはわたくしどものこりなく御かりつくし候共 そんじたるいへくらのたつにもあらねば まづ しばらくの命を御あづけ下され 是より 日本のとちをまもりいかなるじかう ちがひにても此たびのごときことはもう とう仕らず 天下たいへいごこくほう ねん君が代をまもり奉り候べしと 一とうにねがひけるゆへ 御ゆるし有て いづれもかへされけり それにつき ぢしんをよける御まもりはむかしより これありといへども 又下にあらはし置候 それ地しんは五ヶ国十ヶ国もゆるものにて そのいへばかりのがるゝといふことなし されど かしま明神の御宮居をはじめ其.御領〈ごれう〉 ぶんの内にすむ家あまたありて むかしより地しんにてわざはひある ことをきかず 今左にしるす .☆〈東方〉.☆〈西方〉.☆〈南方〉.☆〈北方〉 四方へはる也 ☆《家の中なる|てん上にはる》 又守に入首へかける也 右の守はたとひぢしん有ても 此家ばかりはさはり有ことなし .万化宝〈はんくははう〉といふ本を見るべし 此ことを .信〈しん〉じて.用〈もち〉ひたる家は何ごとなく あざけりたるものはゆりつぶれ たることあきらかに書たり されば是も世の心得にならんと こゝにしるしはべり うたがふ 人はさしおき此守を信じて いらい地しんのなんを のがれ給はゝ.幸〈さいはい〉此上 なしと申のみ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-43  
画中文字    .難☆〈なんぢう〉 □□ヤケといふ 安政二卯年十月二日夜亥の下刻にあたり.鯰国〈なまづのくに〉.大揺郡〈おゝゆりこふり〉.崩〈くつれ〉山に.継〈つゞく〉 .火災岳〈くはさいだけ〉の.間〈あいた〉より.出現〈しゆつげん〉す .其時〈そのとき〉ユサ/\トロ/\等の音して国中へひゞき 武家町家.神社〈じんしや〉.仏閣〈ぶつかく〉の差別なく.揺崩〈ゆりくづ〉し其中にて.火炎〈くはえん〉を吹 けるゆへ.潰〈つぶれる〉家にもへ付.怪我人〈けがにん〉又は志望に及もの多く 其.☆〈けだもの〉の.形相〈かたち〉を見るに.珍文考問抄〈ちんふんかんもんせう〉に出たる もの也 されば其尾に至る迄.記〈しるし〉て後代の為にす (.頭〈かしら〉)(.面〈つら〉)目は.巴瓦〈ともへかはら〉のごとく口は.割瓦〈われかはら〉ににてすり合時.荒〈すさま〉じく ぐはら/\ト音.高〈たかく〉なる也 惣地は.破壁〈やれかへ〉のごとく所々.骨〈ほね〉を.顕〈あらは〉す (.歯〈は〉)はせうぎの.駒〈こま〉のことく.王手〈わうて〉ぴしやりと一ばんかみ.潰〈つぶす〉 事早きゆへ.露路〈ろじ〉にても出口を.考〈かんがへ〉火口を.逃〈のがる〉るをよし とす ゆだんして.臍〈ほぞ〉をかむことあり 恐るべし/\ (.額〈ひたい〉)は.投扇興〈とうせんけう〉.拍子〈へうし〉扇.踊扇〈おとりあふき〉のことく.多〈おゝく〉は.家業〈かげう〉になるほどの上達 せざるゆへむだぼねといへり (.耳〈みゝ〉)は.善〈よき〉.事〈こと〉を聞ことなく悪事千里の遠 きをも.聞〈きゝ〉出す也 又茶にして.交〈まぜ〉かへすゆへ是を茶せん耳といへり (.胸〈むね〉)は.顔付〈つらづけ〉番附のことし 此所を一年の.咽首〈のとくび〉 と云て金銭おは.呑込〈のみこみ〉 芝居.掛〈かゝ〉りの大息を.次〈つぐ〉所也 .尓共〈しかれども〉近比ヤケと云毛がはへて野原のごとく成しが山吹の光にて.素〈もと〉のごとく .成〈なり〉てか又間もなく此.難☆〈なんじう〉に逢て.已前〈いせん〉に百倍の.悩〈なやみ〉と成 湯も水も .☆〈のど〉へ通らず 此所の.豊〈ゆたか〉にあらざれば世間もさびしく.美〈うま〉ひ.汁〈しる〉は.吸〈すひ〉がたし (.鳩尾〈みづおち〉)此辺を.総〈すべ〉て.芸道〈けいとう〉と云て.三弦〈さみせん〉義大夫富本の本のごとき毛あり 此所の 音は.喜怒哀楽〈きどあいらく〉の水落にして甚おもしろき音色のある所なれ共今は.寂〈じやく〉 .莫〈まく〉としてチウの音も出す .囃子〈はやし〉.遊客〈ゆうみん〉より.町芸〈まちげい〉に至迄.口〈くち〉が.干上〈ひあかり〉て甚.苦〈くるし〉む (.前足〈まへあし〉)さんご.樹〈しゆ〉.霊芝〈れいし〉.蘭〈らん〉.万年青〈おもと〉其外.美〈うつくし〉き花形の.斑〈ぶち〉あり 是を.奢毛〈おごりけ〉と 云て.愛〈あい〉あれ共今は心を止て見る人もなし (.後足〈うしろあし〉)此所に千.毛〈け〉又遠州 といふ.一毛〈いつけ〉はへて.藪〈やぶ〉の内のごとし 此辺.総〈すへ〉て釜水指.棗〈なつめ〉其外茶道具のごとき .斑〈ぶち〉有て高金と成よしなれ共 是又愛する時にあらず 夫より下は.利足〈りそく〉と 云て.掻〈かき〉たくること.最〈はなはだ〉.強〈つよ〉し 多くは此爪に火を.灯〈とも〉すと.雖〈いへとも〉欲心に.迷〈まよふ〉故向見へず 同所上の方は 酒の.通〈かよひ〉のごとき.斑〈ぶち〉あり 惣.現金〈げんきん〉と成ゆへ.反古〈ほご〉のごとし 又.質〈しちの〉.通〈かよい〉は 出る.計〈ばかり〉にて取入事なし .差当〈さしあたり〉.融通〈ゆうづう〉ならざる故.貧士〈くるしがり〉は.弥〈いよ/\〉くるしき.体〈てい〉也 (.腹〈はら〉)白黒の石.散乱〈さんらん〉し.潰碁〈つぶれご〉のごとくなればがうはらと云 又.中腹〈ちうはら〉.太腹〈ふとつはら〉或は .焼原〈やけつはら〉と云て所々にげたる所あり .総〈すべ〉て此比は.美食〈うまいもの〉に.会〈あは〉ず.赦〈すくひ〉を得て.腹〈はら〉を.肥〈こやす〉ス (.尻尾〈しりを〉)尻は.持余〈もちまる〉と云て.家倉〈いへくら〉.貸店〈かしだな〉等の大破にてあまた.金屎〈かねくそ〉をたれ腹を.滅〈へらす〉と .雖〈いへとも〉施行等を出し.窮民〈きうみん〉を.赦〈すくふ〉ゆへ善根の種万倍し.弥〈いよ/\〉.吉祥〈めでたく〉.繁昌〈はんぜう〉す 又尾はべつ甲のごとく甚きれいにて高金に成よし也 .総〈すべて〉人心.不相応〈ふそうおう〉の .贅沢〈せいたう〉と成 表向の光より内証に物なき故此.難☆〈なんじう〉に逢て.穴〈けつ〉が.割〈われ〉.尻〈しつ〉 .尾〈ぽ〉を出し.泣面〈なきつら〉をする也 其見.苦〈ぐるし〉きこと.比〈たとふ〉に物なし 又.有福〈ゆうふく〉なりと.雖〈いへど〉.施〈ほどこし〉 .等〈など〉は夢に見ることなく.情〈なさけ〉は.芥子〈けし〉程もなし 是を.守銭奴〈かざいがき〉と云て此度.大揺〈おふゆり〉に .両隣〈れうとなり〉は.安体〈あんたい〉にして其家.残〈のこり〉なく.潰〈つふれ〉.死亡〈そくし〉.怪我〈けが〉せしもの許多あり .眼前〈がんぜん〉町々の中に見へたり 此.難☆〈なんじう〉に逢てよりケチが付てぼろを出すなり .働〈つとめ〉てなしたきは.善行〈ぜんげう〉也 此.難☆〈なんしう〉の.災〈わさはひ〉を.逃〈のがれ〉諸天の.守護〈しゆご〉を獲て.久栄〈きうえい〉.有度〈ありたき〉也 (.背〈せなか〉).栄耀〈ゑよう〉.奢〈おこり〉の.胴性〈どせう〉.骨太〈ほねふと〉して.如鱗〈しよりん〉.柾目〈まさめ〉等にて.緋色〈ひいろ〉の.飾鋲〈かさりべう〉又は.娼妓踏〈おいらんげた〉 等にて何れも.美麗〈うつくしき〉也 .尓共〈されど〉.素足〈はだし〉にて.逃迷〈にけまよふ〉.体〈てい〉を見ては.色毛〈いろけ〉.恋毛〈こいけ〉もぬけて .哀〈あはれ〉を.催〈もよふす〉のみ .総〈すべ〉て此.難☆〈なんじう〉は.善人〈よきひと〉に当らず .奸曲〈わるもの〉.不正〈●●●ず〉の者をえらみて.災〈わさはい〉を.掛〈かける〉 ゆへ間もなく.浮〈うかむ〉せもないと云は此所にて.思〈おもひ〉合すべし 是を以.正路〈せうろ〉の.☆〈けもの〉成を.知〈しる〉べし    稼鳥 かせぎどり     十月三日より出現 (.頭〈かしら〉).木魚〈もくきよ〉のごとき.赤〈あかき〉.冠〈かむり〉 .毛〈け〉あり .仏法僧〈ぶつほうそう〉の.三要〈さんやう〉を .具〈ぐ〉す故此度.難☆〈なんじう〉に .逢〈あい〉たる.中〈なか〉 .横死〈わうし〉の もの有 .追善〈ついぜん〉 .施餓鬼〈せがき〉 により.法〈ほ〉 .花経〈けけう〉又.名号〈めうがう〉 等の.声〈こへ〉を 出す (.嘴〈くちばし〉)は.左官〈さかん〉 の.小手〈こて〉のごとく 土をほり返し .塗立〈ぬりたて〉るに妙あり .総〈すべ〉て.頭面〈つめん〉の.中〈うち〉は.画図〈えづ〉 に.顕〈あらは〉しがたき故.略〈りやく〉して あれ共.実〈しつ〉は.左官〈さかん〉大工又 .鍛冶〈かじ〉其外.作事〈さくじ〉.十工頭〈じつくがしら〉と いふ也 惣毛は金銭を.掻〈かきとり〉たる ごとし 此.胸〈むね〉所にていか成 .建家〈たていへ〉にても.拵〈こしらへ〉る を以.毛色〈けいろ〉は.銭〈ぜに〉 金を.并〈ならべ〉たる ごとし (背)せなかは釘鎹を打たることく大に しまり有 又其上は板摺はけと はれんのことくにて此難☆ に付地震の事出火の事 等にて板すり師はにはか に金もふけと云毛か生たり (.腰毛〈こしげ〉)は鉄物材木竹其外 の通に似て取引多ゆへ むた書をしたるごとく也 (尾)はさんまといふ 近年珍しく 目.串〈さし〉を .并〈ならべ〉たることし さんまに.連〈つれおい〉 十横にとは 是をいふ也 (羽)はねは天秤棒 のことく土瓦をかけること 甚強し 飛歩時に 日雇/\と音する也 又鋸鉄槌其外諸大工道 具のごとくにて少計はねくり廻 又外へ飛あるく也 羽の元は受負と云て 金銭を并たることく是をはね銭といふなり (.足〈あし〉)は鳶口の如ゆへ鳶人足といふ 諸用を足事甚速也
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-44  
画中文字 (としより)「なむかなめ石大明神 此たびの大へんのがれまして ありがたふぞんじ升る 私はもうとしよりことでござり升から ながくいる心もごさりませんが シカシゆりつぶれひがうなこと でもござりましては人のそしりをうけるがくやしふござり升 どふぞもう二三百ねんいきているうちぢしんのないやうに お守り下さりませ きめうてうらい/\ かなめ石様/\/\ (大工)「わたくしのおとくひからソレきてくれヤレこいとやかましい のできちかいのやうになりました どちら様もおとくいで ござり升から いづれもよろしくいたし上たい心でござり 升れ共 どうもからだかつゞきません なにとぞ十人まへも はたらくからだに成様に御まもり給へ かなめ石大めうじん/\ (しんぞう)わたくしのおねがいは去年もしばいがるいせういたしながく やすみ 又ことしも大へんでいつできるかしれませんから まことに かなしうてなりません どうぞこれからぢしんや火事のない やうにお守りなされて下さりませ きつとてごさい升よ/\ (せとものや)なむかなめ石さま 日ごろからしん/゛\のおかげに 此たびは少々の さかはちなぞをこはしたばかりでべつぜうなく これまつたくあなた 様のおかげと悦びおり升る なにとぞ此のちはぢしんのないやうモシあり 升ることもござれば まへかたにちよとおしらせ下さるやう ねがひ上升 なむ かなめ石さま 此ねがひ御きゝとゞけ給へ/\ かなめ石大明じん/\ (げい人)わたくしどもはゆうげいのかげうゆへ せけんがおだやかになければどふも くらしができません まづ此たびのやうになりましては さみせんにばちがあたる とも わたしどもにこんなことのあるおぼへはござりませんから どふぞ是からは せかいのさはがぬやう ぢしんなぞのないやうに御まもりたまへ/\ (よし原の人) わたくしかたはぢしんと申ことをたとへにかげうのやうに申スそふでござり升が 此たびはまことのきうへんにて ゆりつぶれやけだされしごくなんぎいたし升る そのうへせうばいをはじめる所もすくなく いづれもなんぎ いたし升から どふぞはやくおさまり 此のち かやうの地しんのないやう守らせ給へ/\ (いさみ)かなめいし大めうじん/\/\ 私はたいげへなことをこはがる ことじやございません かみなり火事おやぢを こはひものゝ第一とたとへ ござり升が コリヤさほど にも思ひませんが いかなることだか 此ぢしんが ドロ/\と いふといきなり きも玉がつぶれ 十日もおまゝが くはれやせん 其上 一人のおふくろが又 ひどくこはがりやす から どふぞ是からぢしん のないやう守り給へ/\/\ (医師)此たびのさはぎにて手あしを けがいたしれうぢにまいる人が山のごとくで わたくしほねをおりれうぢいたし升るが 日かつがかゝりましては手がまはりかね升から 早くなおり手ばなれいたすやう守らせ給へ なむかしまかなめいしきめうてうらい/\ (りくつもの) 「こんど かやうな さはぎがあるを見れば 神も 仏もないやうで そのうへ此 御神はぢしんをおさへて 守る御神と申しやすが いかゝでござり升 トいへば ふしぎや 石にこへ有て是をきくに 「いかにも尤のことなり 此どふりをあきらかに いはんことたやすきにあらず じんろとうらいとあきらめよ さていづれもねがひのおもむき かんじんかなめ也 こんど一分でも うごひたら石がへしをしてやるとの 御ことにて いづれもあんどせしは 太平のもとひにてめでたし/\
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-45  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-46  
画中文字    二日夜取込 .大鯰〈おゝなまづ〉   .通〈とふり〉リ.物〈もの〉 .揺出〈ゆりだ〉シ    .飛光山〈ひくはうざん〉 .灯火〈ともしび〉    .遽崎〈あわてさき〉 .揺消〈ゆりけし〉シ   .飛出〈とびだし〉シ .裸身〈はだかみ〉    .転山〈ころびやま〉 .駆出〈かけだし〉シ   .のめり川 .落瓦〈おちかはら〉   .摺剥〈すりむき〉キ .大疵〈おゝきす〉    .踏貫〈ふみぬき〉キ .四〈よつ〉ツ.這〈ばい〉 .家潰〈やつぶれ〉レ .逃田山〈にげたやま〉   .大怪我〈おゝけが〉 .大道裂〈たいだうざけ〉 .梁ノ下〈はりのした〉 .砂出〈すなで〉川    .潰〈つぶ〉され .四方〈しはう〉.火事〈くわじ〉 .丸焼〈まるやけ〉ケ .驚〈おどろ〉キ        .大難義〈おゝなんぎ〉 .古〈ふる〉土蔵〈ぐら〉    .壁土〈かべつち〉 .壁震〈かべふるい〉      .即死山〈そくしやま〉 .吉原〈よしはら〉     .深〈ふか〉川 .死人山〈しびとやま〉   .惣崩〈そうくづれ〉レ   .練塀〈ねりべい〉     .上水樋〈せうすいとい〉 .惣崩〈そうくつれ〉    .溢水〈あぶれみづ〉 .糀室〈かうじむろ〉    .諸堂社〈しよどうしや〉 .凹込〈くゑこみ〉     .恙〈つ〉がなし .新建家〈あらだて〉    .骨〈ほね〉くぢき .曲〈なかみ〉山      .大痛〈おゝいたみ〉 .野宿山〈のじゆくやま〉  .夜通〈よどふし〉シ    .すきヶ原〈はら〉     .不寐ヶ関〈ねずがせき〉    三日ヨリ取込 .往来山〈わうらいさん〉   .焼ヶ原〈やけはら〉 .野陣〈のぢん〉       .土蔵〈くら〉なし .門並〈かどなみ〉      .諸処ノ裏〈しよ/\のうら〉 .甲梁〈かうばり〉      .混雑〈こんざつ〉 .杉丸太〈すきまるた〉    .苫莚〈とまむしろ〉 .高直山〈たかねやま〉    .〆売〈しめうり〉 .家職☆〈やじよくてま〉   .九輪塔〈くりんとう〉 .上ヶ多崎〈あげたさき〉   .曲リ形〈まがりがた〉 .似多山〈にたやま〉     .井戸〈いど〉の.水〈みつ〉 .日雇取〈ひようとり〉    .大濁〈おゝにごり〉リ .戸〆〈としま〉リ      .素人壁〈しろうとかべ〉 .不用心〈ぶようじん〉    .荒打〈あらうち〉 .嘘津波〈うそつなみ〉    .四〈し〉斗.樽〈だる〉 .欺〈だまされ〉レ      .差荷〈さしにな〉ひ .野辺送〈のべおくり〉    .火葬場野〈くわきばの〉 .施主ヶ〈せしゆが〉なし   .番札〈ばんふだ〉 .無縁山〈むえんさん〉    .差掛〈さしかけ〉ヶ .投込〈なけこみ〉      .雨漏〈あまもり〉リ .高利貸〈かうりかし〉    .☆療治〈こてりやうじ〉 .大泣〈おゝなき〉キ     .金儲〈かねまふけ〉 .役者潟〈やくしやがた〉   .三筋川〈みすじがわ〉 .旅稼〈たびかせぎ〉キ    .辻売〈つぢうり〉 .岡場所〈おかばしよ〉    .奇恃方〈きどくかた〉 .仮宅〈かりたく〉      .施行〈ほどこし〉 .八宗〈はつしう〉      .御救〈おすくひ〉 大せがき          .頂〈いたゝき〉キ    
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-47  
画中文字 焼たなまづて職人はめしをくひ    口上 町々.御火元〈ごひげん〉よくやかせられめいわく .至極〈しごく〉にそんじ奉候 いたがつて.打身〈うちみ〉せ .崩〈くづれ〉候に付.大道〈だいどう〉にて.商内〈あきない〉相ばしめ候 お間ダ御.瓦〈かはら〉せなく御用心之程 一ト.夜〈よ〉に/\.寐〈ね〉ないあげ奉候 一 うなんぎ 家破やき 一 .骨継〈ほねつぎ〉どぞう   一 なまづ日本.煮〈に〉      諸方たて大工町        ふなやド ひま蔵  十月二日ゆり出し   当日よけい大事あり申候
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-48  
画中文字 かしま「これはたいへん るすに とんだことだ はやくいつて かたをつけずはなるまい 雷「いやもおれなぞは いくらおもつても人が へのよふにおもつてとり あげてくれねへにはこまる
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-49  
画中文字 あら.嬉〈うれ〉し大安日にゆり直す  .御代〈みよ〉は.千秋〈せんしう〉.後万歳楽〈ごまんざいらく〉           鶴亭主人 「わたくしどもいさゝか人にうらみはなひが このごろどぜうめがりうかうして なまづの むまにはおあいだになり それかくちおしくて うごきましたところ おもひよらぬ けがにんをこしらへ あとさき見づの とがをくやみてごまんざいらくの はてまてもすなを かぶつてうごき ませぬゆへ ごようしや/\
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-50  
画中文字 腹たつも笑ふもなくも御馳走は  ゑらゐなまつの焼肴なり
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-51  
画中文字 天照大神を初メとして 鹿島大明神又は 地の神井戸神にて 地しんをいましめ たもふの図をし るし地震除の守りまで書のせ 置候 何卒高評を願ふのみ 天照太神曰 其外共義.前々〈まへ/\〉より.聞〈きか〉せおく通り.此〈この〉.娑婆〈しやは〉.世界〈せかい〉の うち日本国中の地の上はそれがしを.初〈はじめ〉として.諸神〈しよじん〉の .守護〈しゆご〉にして地の下は.金輪〈こんりん〉ならくゑんま王の住所まで 堅牢地神と鹿島明神のあづかる所 しかるに例年の ことにして朔日より出雲の退社へ参りいる留主中を見こみ其 万ども平常の戒をわすれ乱行いち御府内近国中に至迄ゆり潰し 家くら石垣其外を崩し其上出火となり数ヶ所の焼失のみならずけが人尚又 いち命に及もの甚多きよし 是皆其方どもかねてのいましめをやぶりたる大ざい也 鹿島明神曰「いかに其方とも今天照宮様の仰の通り某るすのうちとてもかくのことき 異変ありてはそれがしの.守護〈しゆご〉役のかど立がたく.某〈それがし〉をないがしろにするふらち もの 壱ぴきも其まゝさし置がたし へんとう有やとふかくいかりをあらはし.仰〈おゝせ〉 けるに 一どうのなまづは身ぶるひして大におそれ一言の申ひらきなき このとき西の 方のなまづ.慎〈つゝし〉んで申ス 「おそれながら仰のおもむきかしこまり候 此度大へんのことは一ト通 御聞遊され下さるべし 此義は申上ずとも御存之義にてはるなつあきふゆのうちにあつき .時分〈じふん〉に寒き日あり 寒きときに暑き日あり かくの如く.気候〈きこう〉のくるひ有てかんだんの.順〈じゆん〉なる年は .少〈すくな〉く老僧 .今年〈こんねん〉.最〈もつとも〉ふじゆんながら.五穀〈ここく〉よくみのり候は八百万神の御守りを遊され候御力による所なり .扨〈さて〉 かんだんの.順〈しゆん〉のさだまりありて春夏のじがうことの外くるひ候ゆへ.私〈わたくし〉ども.地下〈ちか〉のすまひにては.以〈もつて〉の 外のじせつになりたるとわきまへ皆々どもらんしんのことくくるひまはり候ゆへわたくしいろ/\せい とういたせどもみゝにもかけずらんぼうにくるいさはぎ候ゆへつひに思ひよらざる日本へひゞき.御支配〈ごしはい〉 内なる家くらをそんじ候.段〈だん〉いかなるつみにおこなはるともいはいこれなく候 されどもわけて御願には わたくしどものこらず御かりつくし候共そんじたるいへくらのたつにもあらねばまづしばらくの.命〈いのち〉を 御預ケ下され 是には日本のとちをまもりいかなるじかうちがひにても此度のごとき事はもうとう 仕らす 天下たいへいほうねんと君か代を守り奉り候べしと一とう願けるゆへ御ゆるし有ていづれもかへされけり それ地しんは二十里四方もゆるものにてそのいへ ばかりのがるゝといふ事なし されど鹿島明神 の御宮居をはじめ其御領分内にすむ家あまた あれどむかしより地しんにてわざはひある ことをきかず 今左にしるす .☆〈東方〉.☆〈西方〉.☆〈南方〉.☆〈北方〉 はる也 ☆ 《家の中なる|てん上へはる》 又守りにて首にかける也 右の守はたとへぢしん有ても此家 ばかりはさはりなし 万化宝といふ本 を見るべし 此ことを信じて用ひたる 家は何ごともなし されば 是も世の心得にならんと こゝにしるすなり
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-52  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-53  
画中文字    道外.地〈ぢ〉しん.拳〈けん〉 おまへ女の名でお女郎 さんかむろがはりにて つぶされた.火事〈くわじ〉は おそろしこうし さきどん/\ かゝるはかりたくで そこでおさまるかなめ いし こんだこさァざく/\ しよくにんおひげで ぐるりとかはつてたいらにしよ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-54  
画中文字    大津画ぶし 「おゝひ/\ なまづとの。ぢしんの .訳〈わけ〉おば.聞〈きか〉してくんな。そこで .諸人〈しよにん〉がびつくりげうてんし。 いへ/\.鯰〈なまづ〉じや.厶〈ござ〉りません。 .天地〈てんち〉の.気〈き〉のくるひ。 ゆさ/\やりました。 ヤレ/\.手〈て〉ひどひ.火〈くは〉なん じやと。かけいだす。 なんのてもなくひと つぶし。いのちとかみ なりは。ごろ/\ならぬでおめでたや      延寿戯画作
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-55  
画中文字    吉原仮宅場所附 橋場    田町二丁め    今戸   聖天町 山川丁   山の宿      馬道   花川戸 東仲町   田原町      入江丁  松井丁 御船蔵前  御旅       弁天   常盤丁 仲町    八幡前      櫓下   新地 土橋    八郎兵衛やしき  ▲五百日之間 つきあひに来るやり先はうけにくし  一本鎗の客そうれしき
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-56  
画中文字 「鴨居たわんでみぞはづれ障子のこらずばた/\/\ ○地しんの村」「見たであろ/\ ○通物を」「おぞうりつかんでなりとともおともがしとふ御坐り升 ○大工さんの」「天川や義平はおとこでごんす ○此中で施こし」「スリヤ何人のお世話で☆(☆(庵点)おまへも御ぞんじの地震さんのおせわで ○よし原をたすかり宅抜してしら顔してゐる女郎」「四十四のほね/゙\もくだくる様にあつたはやイ ○妻子を見殺シ」「此よふな目出たいかなしひ事があろふかいなア ○万歳楽と云ながら死」「日本一のあほふのかゞみ ○吉原で死だへ」「我こひのとゞかぬしるしと ○はりの下でわう生する」「まつのかたえだずばト切 ○人を助ける」「百万の敵はふせぐとも左ほどに正根はすはらしもの ○吉原で弐人リで死ぬる人」「お所望申はそれではない ○あなぐら」「釣とふろうのあかりをてらしよむながふみは ○じしん大火絵づ」「今日御上使ときくよりもかくあらんとはかねての覚悟 ○工手間直下ゲ」「世話に申ちやうちんにつりがね ○家根屋瓦屋」「ほしがる所は山/\ある ○土方人足」「こゝをしきつてかうせめて ○水番世話役」「しゝしんぢうのむしとはおのれがことだはヤイ ○なまづ」
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-57  
画中文字    浅草寺大.塔〈とう〉.解訳〈かひしやく〉 ▲三十四代.推古〈すいこ〉天皇御.即位〈そくい〉より卅三年三月十八日宮戸川の観世音の .霊像〈れいぞう〉.出現〈しゆつげん〉まし/\ける .尓共〈しかれども〉此節は今のごとき.美麗〈びれい〉の大寺にあらず 扨又 .今般〈このたび〉十月二日江戸より近国迄も大地震ありて当山の五重塔九輪.曲〈まが〉る 又右地震以前に.空中〈くうちう〉.異形〈いげう〉の者南方へ.飛行〈ひげう〉せし由を云て地しん .前面〈しらせ〉也といへり .付会〈ふくはい〉の.説〈せつ〉は.信〈しんず〉べからず .尚又〈なをまた〉.昔〈むかし〉より大塔の.異変〈いへん〉有しことを .統分〈ときわけ〉て.怪〈あや〉し.談〈ものがたり〉の.気惑〈きわく〉を.解〈とく〉べし ▲村上天皇天暦十年十月京都 八坂.法観寺〈ほうくはんじ〉の塔は.何〈なに〉の .故〈わけ〉も.無〈なく〉て東へ.傾〈かたむく〉 依之大に.怪〈あやしみ〉.種々〈いろ/\〉の.説〈せつ〉をなせり .番匠〈だいく〉の.掛〈かゝり〉て是を直す 同十二月二日又.曲〈まが〉る 又直して後又曲る .斯〈かく〉.迄〈まで〉.怪〈あやしき〉.事〈こと〉.限〈かきり〉なかるべし 於之.術〈てだて〉も.尽果〈つきはて〉たるおば .台岳〈ていざん〉の.浄蔵〈ぜうぞう〉といへる.僧〈そう〉.祈祷〈きとう〉をなして.傾〈かたむき〉たる大塔を.真直〈まつすぐ〉に.戻居〈もどしすへ〉其後 今に至て数百年を.経〈おく〉る.間〈うち〉大地震度々有と.雖〈いへども〉右の塔は一分も曲こと なく.瓦〈かはら〉一枚落たることなし 此.談〈ものがたり〉と浅草の事を合て考見るべし .何〈いづ〉れを以 .怪〈あやし〉とせん 右浅草寺は.中興〈ちうかう〉の祖.寂海〈じやくかい〉法印.建長〈けんてう〉二年より.丹誠〈たんせい〉を尽し 一山諸堂を.建立〈こんりう〉し日蓮聖人の弟子と成.寂日坊日寂〈じやくにちぼうにちじやく〉と改名し.橋場〈はしば〉 .深栄〈しんえい〉山.長昌寺〈てうせうじ〉.開山〈かいさん〉と成其後別当数代かはり.再建〈さいこん〉もあり 今の塔は 元和四年 二代君御.祈願〈きぐはん〉に付御.布施〈ふせ〉.在〈まし/\〉て.替造〈かへつくり〉其後 八代君.享保〈けうほう〉六年 御.施主〈せしゆ〉に.造替〈つくりかへ〉の諸.伽藍〈がらん〉也 今年迄百三十六年也 右年数の間雨.露〈つゆ〉風霜の気と.炎暑〈えんしよ〉に.就〈かはけ〉るもの 表張の.銅〈かね〉は其.変〈かはる〉処なく共.真柱〈しんばしら〉の木は幾年を経 るとも素の如にはあらず .老木〈ふるき〉に成は.必定〈ひつぜう〉也 扨又 此度の地震は.前代未聞〈ぜんたいみもん〉にして希なる大.揺〈ゆり〉也 依之.真木〈しんぎ〉を.振折〈ふりおり〉て.表張〈そとすき〉の銅にてつなぎ 止り有のみにて 別に変事なし .此度〈かやう〉の.異変〈いへん〉ある時は人々.怪異〈けい〉の.浮統〈ふせり〉を立.愚〈ぐ〉人を.惑乱〈わくらん〉せしむ 若又 右塔に付地震の.前表〈しらせ〉もあらば所々にも其 .験〈しるし〉有べきこと也 .何条〈なんぞ〉.怪〈あやしひ〉にたゝん 夫よりは一山の中 小堂の.破損〈はそん〉は有共大本堂は毛頭異変なし 是全観世音の神通力.守護〈しゆご〉と.弥〈いよ/\〉.信心〈しん/\〉有へき事なり
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-59  
画中文字 なまづ蒲やき 大地震の翌晩 四ツ時より郭中の真うへ 并に芝居町のほとりへかけて あやしき鳥あらはれその鳴くこへ 甚た哀なり 或時諸職の ものども嘉肴をとゝのへ 酒もりして坐中より 大鯰の肴をさらひとり●せは はるかに舞登りけり まことにふしぎの事共なり これ定て深き意味のある事 なるへけれともその次第をしれる もの更になけれは人/\ 深くあや しみ けりとそ のちかならす おもひあたる 事あるへし と尓いふ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-60  
画中文字
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-61  
画中文字 「これは/\.貴公〈きこう〉.方〈がた〉は .万腹屋〈まんふくや〉.御一統〈ごいつとう〉ほどあつて さすが.大腹中〈おゝぶくちう〉でござらつしやる さて/\おうらやましひ.事〈こと〉じや .愚老〈ぐらう〉などはうんといきばつた ところがこのくらひなことゆゑ まことにおはづかしうそんじ ます そのくせけつししやうでも ござらぬがごぞんじのあほう めにくひかゝるゝので 腹中はとんと.浅間〈あさま〉に あいなりました イヤ そのせいかしており/\ ぶり/\とふきだしますて ハヽヽヽヽヽ 「イヤしやれ/\ おもしろひごきぜんでござる おたがひにかやうなとき まづしき人/゛\に あはれみをたれかけ まするはやつはり .子孫長久〈しそんちやうきう〉の こやしとなり まつた.家〈いへ〉はん じやうのよい たねをまく のでござります
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-64  
画中文字 .大国〈だいこく〉のつちうごかして.破家〈はか〉なきも .君〈きみ〉の.恵〈めぐみ〉に.立〈たち〉かへる民の 竃の賑はひは いとおほけ なき御いさほし .別雷〈わけいかづち〉の.神〈かみ〉かけてよもや ぬけじの.石御坐〈かなめいし〉うこかぬ .御代〈みよ〉のしるし也けり .世直〈よなほ〉しの.地震〈なへ〉はいつしか.跡〈あと〉もなく  よき事ふれのかしましきかな ゑんまのこ「ゑんやらさ ゑんまの子 つぶれたのは いんがな子 大工「手間のよいのも きのふけふでご ざるヨイ/\ しかししごとは ヱロウ長ウござる ヨイ/\ なまづ「モウ/\こり/\ ふりあきた/\ ぐうら/\ 「よなほし よのなか よい/\/\ どかた「はいかき ぢきやう みちぶしん すきくわ つるぱし もくこう なんぞは どでごんす 「ゑんまのこ 土方のこ ゑんやらこのサ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-65  
画中文字 持丸のはらにたもたずはきいだし  ひんのやまひのこれで直る世
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-66  
画中文字 「大そふおしつぶれ 火事出来 たいがいゆりくずし 仮たくおやまは.無事〈ぶじ〉の花 わらんじは.高〈たか〉くなり 土蔵の.鉢〈はち〉まき.皆〈みな〉ふるひぎやうでんし 土をばたかくつみあげて あら木の.板〈いた〉も直売して金もうけ 職人手間をばおさへ取り .役者〈やくしや〉のこんきう.旅〈たび〉を.売〈う〉り かね持などこし.跡〈あと〉よからふ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-67  
画中文字 .積善〈せきぜん〉の.家〈いへ〉に.余〈よ〉けいな  金もちはたまりし   はらのそうじ     したまへ .蔵〈くら〉.建〈たて〉る.力〈ちから〉はなくて.菊畑〈きくばたけ〉.平家〈ひらや〉に すみし.風雅人〈よすてびと〉は.潰〈つぶ〉れたといふ.咄〈はなし〉もなし さて.持丸〈もちまる〉の.長者〈ちやうじや〉たち.此節〈このせつ〉でござり ます その.身〈み〉/\の.分限〈ぶんげん〉.次第〈しだて〉こゝろ もちの.施〈ほどこ〉しをいたしたいもので ござり升が .何〈なに〉をほどこしたら よかろふやら マアこゝが御そうだん 「さやう/\ごくなんじうなものを ゑらみそれ/゛\へせぎやうして やりましたらこれにこした いんとくはこさりますまい 「なるほど/\ .左様〈さやう〉/\ おやのない子や子のない おや めのみへぬもの つえついたとしよりなどに ほどこしたらよをござり 升ふ 「サアそこでございます つえをついたものにほどこす なら此せつのたふれかゝつた .家〈いへ〉へのこらずほどこしを おたしなせへナ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-68  
画中文字 大関  八方火事介出高 関脇  戸板二でう外住 小結  水の桶の介寺入 前頭  神田地内山住  前頭  わり竹番太郎時行 前頭  野辺の送り亀也 同   素人日用次出行 同   死人つゞら丸入高 同   飯の足の介銭取 同   ほねつぎ金成 同   町々根津丸番々 同   咄かなん十郎 同   金もふけ人入 同   井戸の水の介替ル 同   毎夜番介鉄持     御産ばの介ゆレ高     用長持売高 同   宿やのぞ九郎ひやかし     外の膳二飯もり 同   あがり湯内膳     雨夜ぬれ丸外人     四文やどぶ六高売 同   かごの中蔵死人     そば切一八売行     芝居牛丸落也 同   張下もがい太     寺の門兵衛玉□ 同   結四文弥飯売     丸太郎下住     瀬戸の介足切 江戸大地震 行司   芸人喰んばく小丸 銭は内大臣居職 大工手間八上ヶ高 左官小手六福々 勧進元 吉原七部死シ高 三方御小屋丸立成 大関  所方大蔵くづれ 関脇  品川一尺斎地割 小結  此せつはん昌寺々 前頭  車デ死太郎引行 前頭  貨や通用次と丸 前頭  十万七千丸蔵落 同   猿若又蔵やけル 同   つつかいの丸太郎 同   田原死蔵積高 同   とぢまり与三次 同   三十八太郎火元 同   うら/\みじんの守 同   吉原女郎かり住 同   兄弟親子丸別れ 同   沢山喰奈久有義     吉原人魂見タ丸 同   外の鍋?丸番志     店番五九郎     大入湯太郎 同   雨ヲ小のん太時也     出火出来介四ッ時     席の長の介休 同   其まゝ根太郎人々     出職福太郎銭持 同   まく張見張の介     町々凸凹千鳥丸     古木泉湯寺沢山 同   風呂敷かつい太友礼     人積やい太寺本     足下よろ平年寄
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-69  
画中文字 所しきは   残らづ高なは 金持顔は   いづれも青山 をきテいる  人の目は赤ぎ あちこちへ  火事はとび沢町 早桶の    替リは田原町 をスくい米が 出ルだろふト云神田 此説の    友礼は亀島 友礼で    福々は寺町 人の噺は   みな鉄ぽう町 地しんも   大かたは角町 出シたり   入たリたんす町 戸板で    かこふ畳町 地しんト   云そ加じ町 鉄棒又は   柏シ木ノ音羽 二日の    空は赤坂 野陣の    人は外神田 高い物は   ざい木町 地しんの   咄て日ぐらし をもては   道具須田町 町中へ出ス  御台所町 けが人は   戸板へ乗物町 時まはり   鉄ぼうヲつきじ 戸かきは   処もすきや町 外へ持出ス  かまや堀 みな人々は  張の下谷 火元は口々  三十間堀 つつかいの  丸た新道 諸々家々は  ゆやのまき町 どこの内も  道具番町 死人ヲ入ル  ものは桶町 《見立|町鑑》大地しん 行事 《火事ノ出た|こくげんは》四ツ谷 《みな/\|のじくヲ》するが町 勧進元 三ヶ所御小屋は橘町 銭はいづくも内藤新宿 世界の人は  みな/\根津 出職の    手間は揚や町 八百万の   神々は出雲町 渡世の    休は三すじ町 職人の    はんでうは大工町 町々通は   凸凹の久保町 家々は    みな七曲り もふかる   物は湯島 けが人の   顔はあざぶ 左官の    くるヲ松田町 少々の印は  ぐら/\谷中 蔵の落タ   顔はしぶ谷 杉のかはら  直段高砂町 ふろ敷の   まゝ人ヲ梅地 土の匂は   三日の浅草 こはゐ目に  実に相生町 死人ヲ引   出ス車町 多クくらデ  やくごふく町 芝居で    残る牛町 通中ニ有   物はすへ町 やけ死だ   人は黒井町 ばら/\ト  落ルかわら町 売ル物は   あべ川町 さかやきは  人々林町 あぶない   処はくら前 こわれた   家に住吉町 地しんも   段々をわり町 家ト家ヲ   通は坂本町 火事の出タ  処はどこが元町 母がないて  寺々へ小梅 
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-70  
画中文字 安政二卯十月二日の夜ル四ツ時俄に出ル 難渋の獣 一名ヲ地震ト云 面はいろ白くしてけいせいににたり 左右に かんざしのようなつのあり 頭に土蔵 の形あり 目は車の如し 口はのこぎりの 如くにして みゝはかなぼうの形ちなり はなは人々を入るかめの如く はらに田原の ぶちあり 脊々家のようないぼありて 尾はわり竹の如く のどは芝居のやぐら の形ちなり 顔のまわりはさしがねの 如く 下はらにざゐもくのやうな物あり 手足ははしらの形ちにして つめは 左官の小手の如し まゆげはくしの 如し 其なき声はひようとれ/\と云 抑此獣は信州の国より出て東海道小田原を あらし それよりのとの国をばらんぼうし 大坂 をあらし 江戸へ出たり 大あれにあれちらし これが為に人多くそんじ 蔵をくづし 家をたをし 口よりは火ゑんを吹出し 其火たちまち火事と なり 又はくづるゝ事すくなからづ 其里数は まづ千住小塚原岑吉原田町大音寺まい 花川戸山の宿聖天町さる若町馬道やける 浅くさ観音ははつゝがなし 地内は残らづくづれ なみき通すは待ち駒形やける 田原町六軒町御蔵 前かや町二丁目浅草見附石がきとび出 馬くろ町 よこ山町大門通大伝馬町しを町両国へん 大半くづれ 本所石原立川相生町はやし町 みどり町小梅ひき舟深川八まん一の鳥居 相川町はまぐり町やける 下谷坂本車坂 へんくづれ 三まいばしよりひろ小路伊藤松坂 千だんぎだんご坂谷中ぜんこうじ坂 此へんは 大にくづれ 本郷より出火 湯島天神三くみ町 だるま横町新町家大根ばたけよこ根坂 へんかうじむろわれ 大地一尺ほどわれ つまごい坂たてぐさまうち 昌平ばし神田同盟町 御台所町はたご町金沢町すじ□見附内神田 外神田須田町新石町なべ町かじ町今川ばし 西がしごふく町仲通り四日市魚がしくれ正町 へんくづれ有 伝馬町より出火してかじ町 をけ町五郎兵衛町ぐそく町ときわ町いなば 町しら魚やしき京ばし新ばし芝口 しばい町うだ川町やける 神明前三しま町 たちなは八十八町 大地一尺ほどわれ 品川さみづ 大もりしばをもて御はま御てんつくだじまあか ばねあざぶひろを四ツ谷赤さかかうじ町 民家 地寺いんどう社のくづるゝ事をびたゝし 御しろ内はこゝの御門かすみがせき大小めう あまたそんず 八代すがしは上むらたじまの守 さま松平さがみの守さま火消やしき 和田ぐら 内は松平下総守さま うし込小石川でんづういん このへん大にふるふ 神田ばしうち酒井左衛門 さま森川さま大にくづれ 小川町本郷丹ごの かみさまいたくらさま戸田さま残らづやける ばん町 飯田町御茶の水御はた本御家人衆御やしき 凡御府内四里四方の間五千七百余ヶ町の間出火 町の数五千三百七十余くづれ 御屋敷のかづは 二千五百六十余くづれ 寺いんどう社のかづは 三万九千六百三十ヶ所くづれ 立蔵のかづ五億? 八万九千七百八十六ヶ所 又近ごう近むらは申に をよばづ ざい/\所々まで家をたをし蔵を くつがへし世界をなみをうたせる事しばしが ほどはやまさりしに あなふしぎなるかなや 一ツの白雲天にたなびき雲の中に鹿しま 太神宮出現まし/\て一ツの幣をとつて なけたまいければ かの悪ぢうはたちまち身を ちゞめしんしうをさしてにけゆきけり
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-71  
画中文字 安政二乙卯十月二日夜ヨリ 上下共甲乙なし ● 用事もの 大関 火の用心に   能イさくら炭 関脇 これで安心   穴蔵をたすけ 小結 くらをはなして 平ラ家の庭附 前頭 宗旨ろんなし  なげこみの花筒 前頭 御間のよい   恙ない神社 前頭 焼場方角    読うり 前頭 出かけた場所も 吉原の仮宅 前頭 その日/\   かねかり 家の崩れ   ● ひッぱりだした命 家のあひだ  ▲ ひッぱりこんた客 蔵のつくろひ 同 こてりやうぢ 大けが      こてりやうぢ 山の上    同 赤羽根の火の見 山の手      本郷のかうじ室 御休所    同 引手茶屋 お休       芝居茶屋 低イ     同 広徳寺の門 高イ     同 五重塔の九輪 大あたりノ  同 的場の野宿 小あたりノ  同 楊弓場 雷神     ● あたらしいおつこち 風神     ▲ ふるびたふくろ 極閙     同 日ようの口入 極隙       奉公人の口入 ことし    同 ぢしんノはなし 来ねん      縁だんばなし かつをぶし  同 よたかそば 丸つぶし     よたかごや 半鐘     同 大紋附半天 大鼓       大門内羽織 四文     同 両国ノやたい 八文       やすいもの 編笠なし   ● しつきの売リ切レ お綿なし   ▲ 御めいこう 御寺の    同 あなほり どてらの     あなあき 留守中    同 神無月 留守居      ゑびす講 百銭て    同 たちぐひ つり       たちこみ うれ物    同 いもの問屋 なま●物     囲碁会所 吹出し    同 砂除の目鏡 売出し      手遊の鉄炮 《地震|出火》後日 《●よし|▲あし》 善悪競 貰ひ溜た施行 蔵を震た財布 年寄 山出しの木口 役者の旅行 勧進元 家作十工 諸芸遊民 ▲ おあひだ 大関 床も二通り   上畳 関脇 おやはなみだ  穴蔵をおとし 小結 だん/\へる  三階づくり 前頭 かこゐもいびつ なげいれの活花 前頭 うるさく来た  御めんのかんけ 前頭 二階はけんのん 講談落語 前頭 ペンともいはぬ 町芸者 前頭 烏はかァ/\  かねかし 平家だて   ● こけら屋根 蔵ばかり   ▲ かはら屋根 いちぜん   同 丼めし 八百ぜん     会席料理 ほし見せ   同 がらく 夜商人      御縁日 籠へのり込  同 三まいの駕 山谷堀      猪牙船 小指の跡   同 いゝべべ 火盗両様     いゝべべ 不断はうれぬ 同 棚さらしのひやめし 此節はうれぬ   うらつけのせつた ひもの    ● 四日市うれ物 たい     ▲ 十九日のくされ市 おんぼうノ  同 大取込 報恩ノ      御取越 蔵づくり   同 しつくひ 御つくり     おしろい 三尺帯    同 やけとなりの消口 三尺坊      やけました秋葉 白富?    同 おでんやおでん 黒富?      皮はぎめいわく 人も家も   同 つつかひぼう たをれ升た    極びんぼう とん/\   ● 鉄釘の直し でい/\   ▲ せつたの直し 土木瓜    同 灰をかいたすきくは 角木瓜      弟子をちらした稽古 あつたかい  同 こしあんの大ふくもち さむい      野宿のせんきもち やけはらの  同 たき火 今年できた    たきノ水 安く成た直  同 くひてのあるさんま 高く成た道    もみてのないあんま われも/\  同 寄てくる釘ひろひ 評判/\     面ラをぬつた物貰ひ           博覧堂禁売
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-72  
画中文字 慶長以来 大火方 大関 明暦三  丸山本妙寺出火 関脇 明和九  目黒行人坂出火 小結 文化三  高輪牛町出火 前頭 文政十二 和泉橋際出火 前頭 天保五  佐久間町二丁目出火 前頭 弘化四  本郷丸山出火 前頭 嘉永三  麹町ヨリ出火 前頭 弘化三  青山ヨリ出火 前頭 享和九  江戸大火 前頭 寛政四  糀町出火 前頭 寛文元  京都大火 前頭 享保九  大坂大火 前頭 安永元  江戸大火 前頭 天明八  京都大火 前頭 安永七  江戸大火 前頭 天和元  江戸大火 前頭 寛政五  根津出火 前頭 承応   京都大火 前頭 元和六  京都大火 前頭 安政元  神田出火 同  寛文元  京都大火 同  享保九  江戸大火 同  安永元  江戸大火 同  天保五  江戸大火 同  天保二  江戸大火 同  安政元  江戸大火 同  寛文四  江戸大火 同  安政元  中山道筋大火 同  同    東海道筋大火 同  同    宇都宮大火 同  同    大坂大火 同  寛政   南都大火 同  同    中国大火 洪水部 大関 延宝四  諸国大洪水 関脇 宝永三  中国大洪水 小結 文政五  関東大洪水 前頭 享保二  長崎大洪水 前頭 享和二  関東大洪水 前頭 弘化四  関東大洪水 前頭 宝暦七  関東大洪水 前頭 寛保元  関東大洪水 前頭 享保三  関東大洪水 前頭 寛延二  江戸大洪水 前頭 天和三  江戸大洪水 前頭 文化五  関東大洪水 .聖代要廼磐寿恵〈ゆるがぬみよかなめのいしずゑ〉 当司 安政二乙卯 十月二日夜 四ッ時半ヨリ 五街道筋 近在近郷 江戸大地震大火 差添 元禄 京都大雷 嘉永 江戸大雷 万治 大坂大雷 勧進要 愛宕神社 鹿島太神宮 地震方 大関 文政十一 越後大地震 関脇 弘化四  信濃大地震 小結 元禄十六 関八州大地震 前頭 嘉永元  小田原大地震 前頭 寛永四  関東大地震 前頭 寛政十  小田原大地震 前頭 天明二  関東大地震 前頭 安政元  大坂大地震 前頭 天和三  日光大地震 前頭 寛政十  京師大地震 前頭 文化九  関東大地震 前頭 安政元  摂州大地震 前頭 同年   駿河大地震 前頭 同年   遠州大地震 前頭 同年   甲斐大地震 前頭 安政元  信州大地震 前頭 同年   三河大地震 前頭 同年   紀州大地震 前頭 同年   土佐大地震 前頭 同年   播州大地震 同  安政二  行徳大地震 同  同    船橋大地震 同  同    神奈川大地震 同  安政元  阿波大地震 同  同    伊予大地震 同  安政二  中山道筋地震 同  同    東海道筋地震 同  同    水街道大地震 同  同    日光道中地震 同  同    下総大地震 同  同    上総大地震 同  同    青梅道大地震 同  同    秩父大地震 津浪部 大関 文化元  奥州大津浪 関脇 同    出羽大津浪 小結 寛保   松前大津浪 前頭 安政元  豆州大津浪 前頭 同    駿州大津浪 前頭 同    摂州大津浪 前頭 同    紀州大津浪 前頭 同    土州大津浪 前頭 同    阿州大津浪 前頭 同    泉州大津浪 前頭 同    勢州大津浪      禁売  不爺堂蔵板
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-73  
画中文字 地震 「若イもの二三人あつまり なんトこれから浅草の方を見ぶつして きようと出かけ.観世音〈くわんぜおん〉のけいたいにいたり 「コウこの.雷〈かみな〉りさまを 見ねへ どこへかゐなくなつてしまつたゼ 「ナニ 手めへ むりなことをいへ .雷〈かみなり〉さまを見ろといふ口のしたからゐなくなつたとは 「ホイこれはしたり アレあの五十の.塔〈とふ〉を見ねへ .先〈さき〉ノのはうが大そう.曲〈まが〉つた 「イヤ/\すこしだ 「ナゼ 「.九輪〈くりん〉だものを 雷 「夕部の雨はつよいあめで そのうへかみなりさまおそろしさ そしてアノ.音〈おと〉は何たろう 「あれか アリヤアしんどうといふものだ 「ヲヤ あれがしんどうかへ そんならアノ.向〈むかふ〉の.蔵〈くら〉のはちまきがおちた 音はかむろだろう 「そうサ このあひだの二日のばんのおとは 「ナンだへ 「アリヤアおいらんだろう 「なるほど 火事 「.店〈たな〉.火〈ひ〉けしの人/\は町内へひきとり 「サア/\ごくらう/\ 弁当をやんなせヱ 「モウはらがけつそりへりやした 「ソウサ やらう/\ ト大せいゐならび弁当つかふうちに極おく病と見へてすみの はうでがた/\ふるへながら こはい/\ これはこはいトいふ故 ほかの者「ヲイ なんにもこわへことはねへやァな 「さつさとくいなせへ 「イヘ/\ めしがこわいのサ 親父 .地震〈ぢしん〉のあとのどさくさまぎれ .息子〈むすこ〉は.廓〈てう〉をかけぬけてこつそり 内へまぎれ入親父のこゞとをきかぬつもり おやぢ「コレ せがれ おのれはなぜ けへつてきた.爰〈こゝ〉はうぬにやる内ではねへ たつた今すぐ出ていけ サア/\ 母「モシ/\ あなた マアけがもしないでかへつたのに おやぢ「イヤサ はりの下にでも なつて.潰〈つぶ〉れて.仕〈し〉まへばいゝに むすこ「つぶれました 母「ヱヽつぶれたヱ 「親父様のこゝとて.肝〈きも〉がつぶれました
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-75  
画中文字 △.此度〈このたひ〉江戸より.近国〈きんごく〉に .至〈いたり〉大地震あり 其中 にて.火災〈くはさい〉.起〈おこる〉 其.由縁〈ゆへん〉 を.例〈ためし〉ひきてこゝに.記〈しるす〉 大.清〈しん〉《今の唐|の名なり》.道光〈どうくはう〉十五年 《日本にては|天保六年也》十二月廿四日 .暁〈あかつき〉に北方より南方へ とび行ものあり 其.形〈かたち〉 .長髪〈なかきかみ〉を.脊〈うしろ〉へちらし.冠〈かむり〉 を.頂〈いたゝき〉.薄緋〈うすひ〉の.衣〈せうぞく〉を .着〈きて〉.剣〈つるぎ〉を.帯〈たいし〉.駿馬〈よきうま〉に .乗〈のる〉 其.相皃〈そうかう〉馬の.如〈ことし〉 是を.四川〈しせん〉《唐の|名前》.総督〈そうとく〉 《国司|の事》.雄碩〈ゆうせき〉の家士.幸丁〈かうてう〉 .宜〈よく〉.見届〈みとゞけ〉.主人〈しゆじん〉に.告〈つげ〉る .雄碩〈ゆうせき〉.占〈うらない〉て曰地震 .在〈あり〉て.火災〈くはさい〉成べしと云て .一円〈いちえん〉に.触〈ふれて〉其用意せしむ .同史〈どうやく〉.東馮〈とうへう〉.阮李〈げんり〉の.二士〈ふたり〉は 是を.聞〈きい〉て.密〈ひそか〉に.嘲笑〈あさけりわらひ〉て.等閑〈なをざり〉にす 其夜.大震う〈おふぢしん〉して山を.裂〈つんざき〉.城郭〈ぜうくはく〉を.覆〈くつが〉し .民家〈みんか〉を.揺潰〈ゆりつぶし〉.其間〈そのうち〉に.火災〈くはじ〉.起〈おこり〉て.騒乱〈そうらん〉.云〈いふ〉.計〈ばかり〉なし 右.東馮〈とうへう〉.阮李〈げんり〉も.押潰〈おしつぶさ〉れ.即死〈そくし〉一.族〈ぞく〉.家士〈けらい〉二百余人 .同〈おなしく〉.死〈しす〉 .雄碩〈ゆうせき〉方は.破損〈はそん〉有共.死亡〈しばう〉.火〈くは〉災を脱たり 是其 .慎〈つゝしみ〉.深〈ふか〉き.徳〈とく〉と.前見〈せんけん〉の.速〈すみやか〉なるに.依〈よる〉所也と.聞〈きく〉人深.感称〈かんせう〉せり .尓〈しかる〉に安政二卯年十月朔日夜寅刻浅草寺五重塔の方より南方へ飛.行〈く〉の者あり 其.疾〈はやき〉こと .矢〈や〉を.射〈いる〉ごとくにて.●〈たしかに〉.見〈み〉ずと.雖〈いへども〉其体前文に説所の如にして是を見るもの下谷長者町荒物屋卯兵衛と いふものにて右.異形〈いげう〉に.怖〈おそれ〉病を.発〈はつ〉し同所安部周真に治.療〈れう〉を希て又右の異.形〈けう〉の.趣〈おもむき〉を.具〈つぶさ〉に.談〈ものかたり〉けれは.周真〈しうしん〉大に.駭〈おとろき〉此.異形〈いげう〉.某〈それがし〉も見 .尚〈なを〉外にも.見届〈みとゞけ〉たる者三五人.有〈ある〉.由〈よし〉にて亦.前説〈さき□□□□〉.雄碩〈ゆうせき〉の事を委.説〈とき〉て.変災〈へんさい〉の心得をさせける.故〈ゆへ〉此度の.横難〈わうなん〉を.脱〈のがれ〉けり 又本所林丁芝田主馬 是を見て同所の.玄明堂〈げんめいどう〉に.占〈うらな〉はせけるに前文の.異人〈いじん〉の相皃則馬に.似〈に〉て又馬にのる.易〈ゑき〉に.判〈はんだん〉する時は是☆☆.離為火〈りひくは〉の.卦〈け〉と成 又南方へ行く 南又午ノ方にして火也 .偖〈さて〉.三交〈さんかう〉.変〈へんじ〉て☆☆.火雷〈くはらい〉.筮嗑〈せいがう〉は物を.咬〈かみあはし〉て.不合〈あはざる〉の.意〈こゝろ〉也 又.離〈り〉ははなれるにて.大意〈たいゐ〉は皆火也 .正〈まさに〉.是〈これ〉.地震〈ちしん〉 有て.火災〈くはさい〉ならんといへり .果〈はたして〉二日夜四時の.変動〈へんどう〉也 実に名人の観.察〈さつ〉.恐〈おそる〉べし.尊〈たつとむ〉べし 後日の用意にもならんと其.趣〈おもむき〉を.告〈しらす〉のみなり
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-79  
画中文字 なまづ 「ヤアあめりかのへげたれめ 此日本をばかにして二三ねん あとからおしをつよくきやァがる うぬらがくるので江戸の まちがそう/゛\しい やくにもたゝねへ かうゑきなんぞ とりかへべいはよしてくれ 江戸中あるくあめうりで たくさんだ 用はねへからはやくしりにほをかけて かぢをなをしてさつさと立され/\ アメリカ 「なにをこしやくな なまづぼうず てまへ たちのしるところでねへ おらが国は おじひな国でしよく人でもかりうどでも なんでもじひをするものはけふまで野山を はたらひてもあすは見だされ王となる それゆへ諸々のくに/゛\からしたつてくるので がつしゆこくといふ国だァ ところがこまつた事には 人がふへてもくふうものがねへから日本へ米や大こん にはとりをもらひに来てもくれやふがすけねへ それ ゆへたび/\うるさくやつてくるはへ なまづ 「だまれ ペロリ なんぼうぬが口がしこくじひの国だと いつたとてくらいものがなければびんぼうこくにちがひねへ あめりかに神や仏があるならば五こくもたくさんでき そふなもの ねへとぬかすうへからはまいにち/\のくひ ものを.海〈かい〉ぞくなしてとつたにちがはぬ これをおもへは わが国の神々さまがあつまつてしなどの風をふき おこしうぬらがふねをはじめおろしやをうみへ しづめしもたしか去年の十一月 神はひれいをうけ なまづ アメリカ 「ヤア引 なりたや引 たまはず たはことつくな きくみゝはもたねへ/\ アメリカ「おかしくも道をこしらへていふなまづ おのれ平日人間に ひやうたんでおさへられながら 去ねん霜月四日のひ 下田ぬまづをうごかしてわれ/\をおひかへさん とす されどもうごかぬあめりかだましゐ なまづ 「ヱヽやかましい.毛〈け〉とうじん たちさらずば どろのなかへうづめてくれん アメリカ 「うづめるならうづめて見よ おれもけんづき でつぽうだぞ 左官 「アヽ両ほうともにしづまれ/\ とふからん ものはひゞきのおとにもおきゝなせへ ちかくはよつてめにもみますの古蔵の やぶれ すみからすみまであらうちを たのむ/\とたのまれて おちたるかべも のしつける 小手のきいたる江戸ッ子と みなさん方のおほめにあづかるもこんどの じしんのさはぎから これをおもへばありがてへ まづ/\/\御両所ともいざこざなしにくびつひき アヽ見たくでもねへ およしなせへ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-80  
画中文字 なかき銭とれるつもりてみないさみ  なみよりふへる手間のよきかな
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-81  
画中文字 去ル元録十六年十一月廿二日夜宵より 電強く八ツ時より地鳴事雷の如し 大地俄に ふるゐ出し家々は小船之大波にうこくか ことく地二三寸あるいは四五寸さけたる 所あり (正保)四年(慶安三)(寛文二) (宝永三)(天明二)右江戸大地震 弘化四年三月廿四日信州大地震 江戸モ 此夜少々地しんあり 今年三月八日より 善光寺開帳諸国より参けい有 然るに 浅間山ノけむり常より滅たるを あやしみゐたる処に 三月廿四日ノ夜四時 俄に地ふるい出し 立所に人家を たをし死する者 数しれず 丹波川 水をし出し左右 湖の如し 安政二卯年十月二日 江戸大地震夜四ツ時より地ふるい 出し土蔵かたふき人家くづるゝ 事おひたゝしく老若男女出しに うたれて死する者数をしらず 此時 最初新吉原より出火初り程なく所々より 出火あり すへて火口三十八口たちまち 大火と成 翌三日午ノ刻頃よふやく火 しづまる 是か為に死する者又おびたゞし 翌日に成といへ共又もやゆりかへしあらんかと 人々所々へかり小屋をしつらい夜をあかす事 七八日之間也 其後雨ふり地震よふ やくしつまり人々あんとの 思ひをなす 如斯事は 実に前代未聞也   𪮷抬𪮷𪮇 此守を懐中すればけがなし 家内江もはるべし 「はたヤア うなぎは 好だか なまづ を見ると 身ぶるいが 出るよ 其だ から地しんを いらせるかもしれねへ おあいだな やつだねへ 「其方共 此度我等が りよふちをさわがせ あまつさへ人民をそんぜし事 其つみかろからす 右之 とがによつて かばやきにも おこのふ可之 しかしぢゝんの かばやきにも かみなりの 香の物 でも付 づは成 まいか 「いやはや一々おそれ 入ました 此度私共 のふらち申分は厶り ません 本はと申せば じゝんの 仕出した 事ゆへ致 方は厶りません
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-82  
画中文字 ●役者 ■茶屋 ▲金主 ●店子 ■地主 ▲家主 ●骨継 ■蘭医 ▲本道 ●材木屋 ■米屋 ▲薪屋 ●焼場方角 ■貸本屋 ▲にしき絵 ●荒物屋 ■せとものや ▲小間物や ●濁酒屋 ■会席料理 ▲うなきや ●わらんじ ■せつた ▲下駄 ●四文や ■おてゞこ ▲豆蔵 ●大福餅 ■上菓子 ▲まんぢう ●わらひ上戸 ■なき上戸 ▲はらたち上戸 江戸 《大地震|当座》見立 三人生酔 ●神道 ■武家 ▲寺院 ●古着屋 ■質店 ▲置主 ●女郎 ■内証 ▲芸者 ●直し釘 ■水屋 ▲紙くづ買 ●出入の者 ■奉公人 ▲旦那 ●時計師 ■唐物屋 ▲縫箔屋 ●飛脚 ■文づかひ ▲諸芸人 ●ぜけん ■引手茶屋 ▲かこや ●大工手間 ■座頭 ▲かし夜具 ●梳かへし ■奉書 ▲西の内 此外東西あまたに 御座候へ共荒増を記
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-83  
画中文字 十月の二日は 至て吉日にて 二十八宿の.虚宿〈きよしゆく〉に あたり時は亥の刻 なれば .仏説〈ぶつせつ〉には .此〈この〉.日〈ひ〉この.時〈とき〉の .地震〈ぢしん〉を .帝釈動〈たいしやくのゆり〉と 申て そのしるし 大吉なりと ふるき.書〈ふみ〉に ありしとかや なまづめを はなしうなぎの ぬら蔵をゆりくづしたる .金〈かね〉の.口〈くち〉あせ 「ゑんやらヤア 「ヤア引 「ゑんまの子ノ ヤア引 「よいやらサアのヤア引 「ヤイ/\なまづ まけて くれるな たのむぞ/\ 「だがもちつと やんはりやんなせへ またうごくと こまかやすゼ 「かしmさま こゝは一ばんふつて やつてくだせへまし 「いや/\おれがいづもへ いつてきやうとおもつて そこへでると このしまつ いごの みせしめ かんねん しr ウヽン/\/\ 「ドツコイ そううまくは いきやせん わしも ぬらくらしねへ やうにやけばで はいをつけ てきたは 「まんざい らく/\ おかしなかほたねへえ 「ヤア ゑんまの 子があの なかへまちつて ゐやがる ヤヘ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-84  
画中文字 かしまのかみ 江戸のおゝ ししんにて みまはりに まいられける とちうにて なにかあや しきぬら くらものに てあいけれは かしま「くせものまて ○ こなたはそれと みるよりもひつくり せしか よわみを みせしとせゝら わらい なにか とうしたと かしま「そのおちつき かほかふさ/\して いつたいわれはとこへ ゆくのた トいわれて ししんはさしつまり ししん「アヽラさんねんやくやしやナ こんとヽいふ今度は しんしをふるつても大江戸へ出て かみなしつきをさいわいにいちはん おヽあてにあてよふとおもつたに おやふんにみつかつてはもうかなわぬ さアこれからはしにものくるひ たとへ このみはなへやきになりおヽくの人に くわるヽともいてこふんをまたすししんに はたらく そこたうせ かしま「なにをこしやくな ぬらくらもの このかしまの かみのめにいつては江戸はもち ろんしよこくまてゆるかぬ みよさわかすたいさい そこ いつすんもうこくまいそ
組解説 衆星堂遊戯道人により収集された安政大地震の摺物ヵ 個別解説
組備考 「安政ニ乙卯年大地震絵」 個別備考
作品No. ROM-2004.38.0001-25 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.25 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-28_1 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.28_1 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-60 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.60 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-73 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.73 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-79 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.79 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-80 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.80 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-81 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.81 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-82 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.82 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-83 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.83 蔵印
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作品No. ROM-2004.38.0001-84 所蔵者名 Royal Ontario Museum(ROM) 所蔵者資料No. 2004.38.1.84 蔵印
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