プロジェクトおよび本ウェブサイトについて
本プロジェクトの目的や研究グループについて紹介します
木立研究室では様々な京都の工芸に関する調査研究をおこなっています。これまでも、登り窯や和鏡、唐紙、伏見人形、京友禅等の工房を訪問し作業の記録や聞き取り調査を実施、職人さんとのコラボレーション企画も多数おこなっています。
また、立命館大学に所蔵される近代染織品および関連資料のイメージデータベース構築を進めています。データベースはウェブ上で公開しております。
◆立命館大学アート・リサーチセンター所蔵資料群
本学の資料群は、古書店からの購入や寄託品によって構成されています。入手先や内容により群に分類しています。
立命館大学アート・リサーチセンター所蔵 近代染織図案資料(*2014年4月現在)
1群 西陣織図案(非公開)
2群 西陣織図案(非公開)
3群 (非公開)
4群 (非公開)
5群 扇面・帯・半襟図案(非公開)
6群 戦前期・型友禅図案(公開)⇒データベースにアップ中です
7群 (非公開)
8群 三越図案部関連資料(非公開)
9群 千代紙、羽織裏用図案、貼交帖など。(非公開)
10群 羽織裏図案(非公開)
11群 S社・手描き友禅図案(非公開)
これらの資料からは、描かれた当時の風俗や流行をかいま見ることができます。また、6群の資料は、型友禅の図案の裏に公文書などが補強用紙として貼り付けられており、そちらも近代文書のひとつとして調査をおこなっています。
本コレクションの内容や特徴については、立命館大学アート・リサーチセンターウェブサイト*1内のウェブ展示*2等もご参照ください。また、調査の結果や成果報告は、こちら★もご参照ください。
今後も継続的に収録作品を追加しますのでご期待ください。
◆京都工芸プロジェクト
木立研究室では、京都工芸プロジェクト(正式名称:研究プロジェクト名:文部科学省選定 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「京都における工芸文化の総合的研究」(S1001041))において、京都の伝統工芸の現状に関する調査や、本学所蔵コレクションの京友禅図案を利用した異分野の伝統工芸のコラボレーションなどを行ってきました。
京友禅以外にも、さまざまな京都の工芸との調査・共同研究をおこなっています。詳しくは京都工芸プロジェクト・紹介ページ★や、活動報告をご覧ください。
◆Google Cultural Institute (Google Arts & Craft )への参加
立命館大学アート・リサーチセンターでは、Google Cultural Institute (Google Arts & Craft )のパートナー機関として、さまざまな展示の企画・制作をおこなっています。本プロジェクトではこれまでの調査・研究の成果をいかし、 「Made in Japan 日本の匠」の京友禅等の展示(企画・動画や静止画の撮影と編集・解説文執筆等)を作成しました。
Google Cultural Institute (Google Arts & Craft ) 「Made in Japan 日本の匠」
「Made in Japan 日本の匠」プロジェクトは2016年1月26日に公開が開始しました。
本プロジェクトからは下記メンバーが展示制作をおこなっています。
木立雅朗:赤膚焼
山本真紗子:西陣織、京友禅(手描友禅)(型友禅)、伊勢型紙、和鏡、花かんざし、京つげ櫛、
今後も順次展示を制作・公開してまいります。