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作品No. tkjSG412 CoGNo. tkjSG412 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG412 Al重複: 1 出版年: 明治25 (1892) 月日 11月9日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1892
作品名1 教育 善悪両童振分雙六 ( きょういく ぜんあくりょうどうふりわけ すごろく  ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 著作印刷兼発行者:牧金之助
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  明治  画題 風俗・暮らし  出世・競争・官位・キャリア・仕事・職業  出世・競争・官位・キャリア・仕事・職業  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG412A_1 CoGNo. tkjSG412 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG412 Al重複: 1 出版年: 明治25 (1892) 月日 11月9日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 不詳 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1892
作品名1 教育 善悪両童振分雙六 袋絵 ( きょういく ぜんあくりょうどうふりわけ すごろく  ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 著作印刷兼発行者:牧金之助
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  明治  画題 風俗・暮らし  出世・競争・官位・キャリア・仕事・職業  出世・競争・官位・キャリア・仕事・職業  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG412 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG412A_1 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG412  
画中文字
組解説 個別解説 ■教育善悪両童振分雙六の解説 本双六は、明治25年(1892 ) 、著作印刷兼発行者の牧金之助(※1)が発行した教育双六である。 絵師は不詳である。 全33マスのふりだしは、子供が誕生しての宮参りだ。ここから、子供の善悪を描き分けた絵双六が展開する。 そのマスは以下の通りである。それぞれに簡単な添え文もある。 ・善のマス・・・入学、朝起、勉強、孝行、奉公、しんぼう、家督、改心、出世、褒賞、親睦、洋行、慈善。 ・悪のマス・・・いたづら、路くさ、凧あげ、不孝、かいぐひ、灸治、小あんまいじめ、燈火けし、けんか、説諭、電信のぼり、遊歩、やたい倒し、人つり、  追い出され、たが廻し、欄干わたり。 そして、上りは婚礼のマスである。背景には王陽明(※2)の心即理(※3)の中の「無善無悪心之體 有善有悪意之動」(※4)の言葉が書かれている。 明治時代は、勧善懲悪、忠君愛国、良妻賢母の時代である。このうち、勧善懲悪をわかりやすく描いた六は、時代の教育ニーズに合致したものであり、 有料で売れたことであろう。 ※1牧金之助(まききんのすけ)生没年不詳。明治時代の地本問屋。深川屋と号す。明治時代に東京府浅草区南元町15番地で地本問屋を営業している。  明治24年(1891年)から明治25年(1892年)まで東京地本彫画営業組合の組合長を務め、明治28年(1895年)当時、組合取締りであった。3代目歌川国貞(4代目歌川国政)、  梅堂小国政、千品耕暁の錦絵を出版している。 ※2王陽明:中国、明代の儒学者、政治家。名は守仁。字は伯安。諡は文成。陽明は号。浙江余姚(よちょう)の人。二八歳で進士に合格。龍場の山中で心即理の立場を確立し、 この原理の上に知行合一、致良知の説を唱えた。その一門を陽明学派という。主著「伝習録」三巻、「王文成公全書」三八巻。(一四七二‐一五二八) ※3心即理(しんそくり):王陽明思想の核心をなす概念。中国哲学で、心そのものを道徳的行為の原則(理)とみる学説。陽明学の主要な命題。朱熹(しゅきが心を性と情の  2要素に分け、性を理としたのに対し、心と性とを峻別せず、心そのものが理に合致すると考えた陸九淵(りくきゅうえん)にはじまる考え方。 ※4無善無悪心之體 有善有悪意之動:朱子学では心と理を分け、理を外界の事物に求めた。これに対し陽明は、心こそが宇宙の原理(理)だと考え、  人は自らの内面を探求すれば、至高の道徳規範に到達できるとした。 陽明はこの考えを「四句教」としてまとめた。    1.無善無悪心之体(善悪のない心のあり方)、2.有善有悪意之動(善悪のある意志の動き)、3.知善知悪是良知(善悪を知るのが良知)、    4.為善去悪是格物(善を行い悪を去るのが物に即すこと)。  これらは「心即理」を踏まえ、人間の本心のあり方と修養の方法を端的に示したものといわれている。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG412A_1  
画中文字
組解説 個別解説 ■教育善悪両童振分雙六の解説 本双六は、明治25年(1892 ) 、著作印刷兼発行者の牧金之助(※1)が発行した教育双六である。 絵師は不詳である。 全33マスのふりだしは、子供が誕生しての宮参りだ。ここから、子供の善悪を描き分けた絵双六が展開する。 そのマスは以下の通りである。それぞれに簡単な添え文もある。 ・善のマス・・・入学、朝起、勉強、孝行、奉公、しんぼう、家督、改心、出世、褒賞、親睦、洋行、慈善。 ・悪のマス・・・いたづら、路くさ、凧あげ、不孝、かいぐひ、灸治、小あんまいじめ、燈火けし、けんか、説諭、電信のぼり、遊歩、やたい倒し、人つり、  追い出され、たが廻し、欄干わたり。 そして、上りは婚礼のマスである。背景には王陽明(※2)の心即理(※3)の中の「無善無悪心之體 有善有悪意之動」(※4)の言葉が書かれている。 明治時代は、勧善懲悪、忠君愛国、良妻賢母の時代である。このうち、勧善懲悪をわかりやすく描いた六は、時代の教育ニーズに合致したものであり、 有料で売れたことであろう。 ※1牧金之助(まききんのすけ)生没年不詳。明治時代の地本問屋。深川屋と号す。明治時代に東京府浅草区南元町15番地で地本問屋を営業している。  明治24年(1891年)から明治25年(1892年)まで東京地本彫画営業組合の組合長を務め、明治28年(1895年)当時、組合取締りであった。3代目歌川国貞(4代目歌川国政)、  梅堂小国政、千品耕暁の錦絵を出版している。 ※2王陽明:中国、明代の儒学者、政治家。名は守仁。字は伯安。諡は文成。陽明は号。浙江余姚(よちょう)の人。二八歳で進士に合格。龍場の山中で心即理の立場を確立し、 この原理の上に知行合一、致良知の説を唱えた。その一門を陽明学派という。主著「伝習録」三巻、「王文成公全書」三八巻。(一四七二‐一五二八) ※3心即理(しんそくり):王陽明思想の核心をなす概念。中国哲学で、心そのものを道徳的行為の原則(理)とみる学説。陽明学の主要な命題。朱熹(しゅきが心を性と情の  2要素に分け、性を理としたのに対し、心と性とを峻別せず、心そのものが理に合致すると考えた陸九淵(りくきゅうえん)にはじまる考え方。 ※4無善無悪心之體 有善有悪意之動:朱子学では心と理を分け、理を外界の事物に求めた。これに対し陽明は、心こそが宇宙の原理(理)だと考え、  人は自らの内面を探求すれば、至高の道徳規範に到達できるとした。 陽明はこの考えを「四句教」としてまとめた。    1.無善無悪心之体(善悪のない心のあり方)、2.有善有悪意之動(善悪のある意志の動き)、3.知善知悪是良知(善悪を知るのが良知)、    4.為善去悪是格物(善を行い悪を去るのが物に即すこと)。  これらは「心即理」を踏まえ、人間の本心のあり方と修養の方法を端的に示したものといわれている。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG412 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG412A_1 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
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