ARC浮世絵・日本絵画ポータルデータベース/Japanese Prints (Ukiyo-e) and Paintings Portal Database 検索結果(簡易情報)

169 件の内 161 件目から 169件目を表示中

English»

件目に 件表示で

整列・絞込 «最初 <前ページ 新規検索     小画像 中画像

サムネイル画像をクリックすると、「画像+詳細情報」画面に移ります。

作品No. tkjSG202-2 CoGNo. tkjSG202 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG202 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 1月1日 地: 大坂 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 家庭教育世界一周 すごろく ( かていきょういくすごろくせかいいっしゅうすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大阪毎日新聞発行 新年号の付録
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 名所・道中・観光  風俗・暮らし  庭訓・学習・善悪・教育・啓発    娯楽・滑稽  冒険・宇宙  出世・競争・官位・キャリア・仕事・職業  風俗・暮らし  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG203_1 CoGNo. tkjSG203 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG203 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 1月1日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 案:少女倶楽部編集局、画:武田比佐 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 選手総出 大公園鬼ごっこ双六 ( せんしゅそうで だいこうえんおにごっこ すごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大日本雄弁会発行 少女倶楽部新年号付録
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 風俗・暮らし  娯楽・滑稽  女性・少女・女礼式  スポーツ  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG203_2 CoGNo. tkjSG203 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG203 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 1月1日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 案:少女倶楽部編集局、画:武田比佐 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 選手総出  大公園鬼ごっこ双六 裏面 ( せんしゅそうで だいこうえんおにごっこ すごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大日本雄弁会発行 少女倶楽部新年号付録
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 風俗・暮らし  娯楽・滑稽  女性・少女・女礼式  スポーツ  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG211 CoGNo. tkjSG211 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG211 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 1月1日 地: 東京 出版備考: ~16 順No.:( )
絵師略称 広重 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 複製 東海道五十三次 道中壽語録 ( ふくせい とうかいどうごじゅう さんつぎどうちゅうすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 国際情報社
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 名所・道中・観光  風俗・暮らし  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG213-1 CoGNo. tkjSG213 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG213 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 11月3日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 不詳 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 生命保険双六 ( せいめいほけんすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大安生命保険株式会社発行
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 名所・道中・観光  風俗・暮らし  宣伝・お披露目・広報  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG213-2 CoGNo. tkjSG213 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG213 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 11月3日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 不詳 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 生命保険双六 ( せいめいほけんすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大安生命保険株式会社発行
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 名所・道中・観光  風俗・暮らし  宣伝・お披露目・広報  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG213-3 CoGNo. tkjSG213 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG213 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 11月3日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 不詳 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 生命保険双六 ( せいめいほけんすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 大安生命保険株式会社発行
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 名所・道中・観光  風俗・暮らし  宣伝・お披露目・広報  庭訓・学習・善悪・教育・啓発  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG354 CoGNo. tkjSG354 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG354 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 案:婦人世界編集部 画:藤本斥夫 絵師Roma 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版 1926
作品名1 實用お料理献立漫画 双六 ( じつようおりょうりこんだて まんがすごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 実業之日本社発行、婦人世界 新年特別付録
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 双六  大正  画題 風俗・暮らし  宣伝・お披露目・広報  娯楽・滑稽  キャラクター・漫画  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG438_1 CoGNo. tkjSG438 Co重複: 1 AlGNo. tkjSG438_1 Al重複: 1 出版年: 大正15 (1926) 月日 1月1日 地: 東京 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 絵師Roma 松野奏風 落款印章 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 日本男児遠征双六 ( にっぽん さんじ えんせい すごろく ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字 発行:大日本雄弁会 少年倶楽部新年号付録
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類   画題 風俗・暮らし  武者・武勇・合戦・戦争・歴史   庭訓・学習・善悪・教育・啓発  宣伝・お披露目・広報  シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. tkjSG202-2 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG203_1 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG203_2 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG211 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG213-1 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG213-2 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG213-3 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG354 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG438_1 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. tkjSG202-2  
画中文字
組解説 個別解説 ■家庭教育世界一周すごろくの解説 本双六は、大正15年(1926)、大阪毎日新聞発行の新年号の付録である。 ルールは以下の通りである。 ①振出し(出発点)で、偶数が出たら大阪発のヨーロッパ回り、奇数が出たら東京発のアメリカ回りとする。但し、汽船に都合でが逆になることもある。 ②出発点での出目が1~5の場合は、汽車または汽船、6は飛行機を利用する。 ③両回りともロンドンに着いたら、ヨーロッパ回りの人はアメリカ回りに、アメリカ回りの人はヨーロッパ回りとなる。 ④日本に帰ったら上りとなる。 本双六の世界地図は、アジアが中心にあり、上にアメリカ、下にヨーロッパが位置付けられている。日本は太平洋の端にある小さな島国だ。 この時代、現代の日本よりもアジアに立脚した視座があったと思われる。 それは、以下の時代背景があったことによるものである。 ・1910年、韓国併合により、朝鮮を朝鮮総督府の統治下に置く。 ・1911年、辛亥革命で清国が滅亡する。 ・1914年、第一次世界大戦勃発、日英同盟を理由にドイツ帝国に宣戦布告、連合国の一員に加わる。      戦勝後、日本は占領した山東半島の旧ドイツ権益を得たほか、南洋諸島地域を国際連盟委任統治領として譲り受ける。 ・1915年、日本が中華民国の袁世凱政権に対華21ヶ条を要求。東京証券取引所で空前の出来高。 ・1923年、関東大震災。 ・1924年、排日移民法が米国連邦議会で成立。 ・1925年、日ソ基本条約締結。日本政府がソビエト連邦を国家承認する。 * 1926年、本双六発行年。 ・1927年、 片岡直温蔵相が「東京渡辺銀行が破綻」と失言(昭和金融恐慌の発端)。金銭債務支払延期緊急勅令により3週間のモラトリアム実施・銀行は一斉休業 本双六には当時をアジアの情勢を反映した以下のイラストが描かれている。一部には、偏見や差別も垣間見られる。 ・カロリン、マーシャルは日本の委任領 ・朝鮮人の長煙管 ・満州の馬賊 ・南洋の食人種 ・南支は美人の名所 ・ロシアと支邦の国境 ・レーニンの名に因んで改称されたロシアの首都 一方、欧米のイラストには、リスペクトの念を踏まえての言葉が配されている。 世界一周をしながら、地理や文化を学べる家庭教育用の双六である。良くも悪くも当時の新聞社の見識のほどが理解できる。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG203_1  
画中文字
組解説 個別解説 ■選手総出 大公園鬼ごっこ双六  本双六は、大正15年(1926)、大日本雄弁会発行の少女倶楽部新年号の付録である。 案は少女倶楽部編集局、画は武田比佐である。  遊び方は2種類ある。一つ目は「一人鬼」。ジャンケンで鬼を決めるとおともに、勝った順にサイコロを振り、コマを進める。自分のマスに鬼がきたら、鬼になり替わる。 鬼につかまらぬよう、上りを目指す。二つ目は「溜め鬼」。遊び方は一人鬼と同様だが、鬼は交替しないで、どんどん増えていく。鬼にならぬうちに上りを目指す。 花が咲き、池に白鳥のボートが浮かぶ公園で、みんんで楽しむ、紙上の鬼ごっこである。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG203_2  
画中文字
組解説 個別解説 ■選手総出 大公園鬼ごっこ双六  本双六は、大正15年(1926)、大日本雄弁会発行の少女倶楽部新年号の付録である。 案は少女倶楽部編集局、画は武田比佐である。  遊び方は2種類ある。一つ目は「一人鬼」。ジャンケンで鬼を決めるとおともに、勝った順にサイコロを振り、コマを進める。自分のマスに鬼がきたら、鬼になり替わる。 鬼につかまらぬよう、上りを目指す。二つ目は「溜め鬼」。遊び方は一人鬼と同様だが、鬼は交替しないで、どんどん増えていく。鬼にならぬうちに上りを目指す。 花が咲き、池に白鳥のボートが浮かぶ公園で、みんんで楽しむ、紙上の鬼ごっこである。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG211  
画中文字
組解説 個別解説 ■複製 東海道五十三次 道中壽語録の解説  本双六は、大正16年(昭和2年・1927)、国際写真情報社発行の国際写真情報の新季号の付録である。 原版の双六は、歌川広重の「東海道五十三次道中壽語録」(保永堂版)であるが、本双六は、それを翻刻(復刻)したものを 双六に再構成したものと思われる。 東海道を描いた浮世絵版画は多く出版されているが、とりわけ、天保4年年(1833)年頃に制作された歌川広重の保永堂版「東海道五拾三次」は、評判が高く、 大ベストセラーになっっている。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG213-1  
画中文字
組解説 個別解説 ■生命保険双六の解説 本双六は、昭和2年(1927年)、大安生命保険株式会社(※1)発行の生命保険(※2)の広告宣伝用双六である。 画家は不詳である。 先ず、右の欄の中には本双六の発行目的が記載されている。「お子様方に保険思想を、お吹込みになれば、それだけ、お子様の将来が、御幸福であります。」と。 ルールも独特である。 ・途中のマスの指示で、お菓子やみかんを掛ける。 ・一番目に上がった者は保険金として、お菓子やみかんを半分だけ受け取って、伊勢参宮をする。、   二番目に上がった者は保険金として、残りの半分だけを受け取って、明治神宮へ参詣する。  三番目に上がった者は保険金として、残り全部を受け取る。 ・上記の後、双六を継続する場合は、二つの宮を振出しにできる。 ・サイコロの目に従ってコマを進める飛廻り双六である。各マスには、面白く、為になることが書いてあるので、声高く読みあげる。 また、左の欄には、保険用語の失効・猶予期間についての説明書きがある。最後に「解約は御加入者が大変御損です」と注意を促している。 全15マスに振出しは、華福振出門を顧客が通る絵柄である。添え文はこうだ。 「皆様、今日は吉日、よいお天気、みんなそろって、仲よく、保険の国へ旅立ちましょう。」 以降、保険の効用を説くマスが展開する。松、竹、鶴、梅、不老、長生、幸福、雀のお宿、龍宮城、、伊勢大廟、明治神宮。 そして上りは保険金受取。「私は大安生命から、あなたの保険金をお届けに参りました。先ず、おめでとうございます」と結んでいる。 この時代、生命保険の広告宣伝用双六は複数制作されている。例えば、昭和2年(1927)愛國生命発行の生命保険双六などがある。 ※1大安生命保険株式会社:大正3年(1914)に設立され、のち、片倉生命に包括移転した。以降、日産生命、あおば生命を経て現在のプルデンシャル生命に至る。 ※2生命保険:生命保険契約の形態は1400年代のイタリアで登場し、当初は奴隷運搬の海上保険の形態として登場した。17世紀イギリスでは、セントポール寺院の牧師たちが   葬式代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立てていったといわれる(香典前払保険・香典前払組合)。やがて、「ハレー彗星」で有名な   天文学者エドモンド・ハリーが、実際に調査して人間の寿命を統計化した生命表を作成した。それは年齢ごとに生存している人死亡した人の割合をまとめた統計データである。   母集団が大きな統計は、「大数の法則」により、年齢ごとの亡くなる人数(死亡率)を導くのに便利であった。 そして生命表ができると、各年齢ごとに保険料を払う者の   人数と亡くなる(保険金を受け取る)者の人数が推定できるようになった。 そこで死亡率に応じて保険料に差をつけることが考えられ、18世紀のイギリスで死亡率に基づいた   保険料を集める制度ができた。   日本においては、戦前、大日本帝国憲法の日本では死亡保険と呼ばれており、また徴兵制度に伴い徴兵保険も存在した(第一徴兵、富国徴兵、日本徴兵、国華徴兵などの   株式会社)。昭和10年(1935)には、全体では32の死亡保険等取扱会社が存在した(相互会社4社、株式会社28社)。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG213-2  
画中文字
組解説 個別解説 ■生命保険双六の解説 本双六は、昭和2年(1927年)、大安生命保険株式会社(※1)発行の生命保険(※2)の広告宣伝用双六である。 画家は不詳である。 先ず、右の欄の中には本双六の発行目的が記載されている。「お子様方に保険思想を、お吹込みになれば、それだけ、お子様の将来が、御幸福であります。」と。 ルールも独特である。 ・途中のマスの指示で、お菓子やみかんを掛ける。 ・一番目に上がった者は保険金として、お菓子やみかんを半分だけ受け取って、伊勢参宮をする。、   二番目に上がった者は保険金として、残りの半分だけを受け取って、明治神宮へ参詣する。  三番目に上がった者は保険金として、残り全部を受け取る。 ・上記の後、双六を継続する場合は、二つの宮を振出しにできる。 ・サイコロの目に従ってコマを進める飛廻り双六である。各マスには、面白く、為になることが書いてあるので、声高く読みあげる。 また、左の欄には、保険用語の失効・猶予期間についての説明書きがある。最後に「解約は御加入者が大変御損です」と注意を促している。 全15マスに振出しは、華福振出門を顧客が通る絵柄である。添え文はこうだ。 「皆様、今日は吉日、よいお天気、みんなそろって、仲よく、保険の国へ旅立ちましょう。」 以降、保険の効用を説くマスが展開する。松、竹、鶴、梅、不老、長生、幸福、雀のお宿、龍宮城、、伊勢大廟、明治神宮。 そして上りは保険金受取。「私は大安生命から、あなたの保険金をお届けに参りました。先ず、おめでとうございます」と結んでいる。 この時代、生命保険の広告宣伝用双六は複数制作されている。例えば、昭和2年(1927)愛國生命発行の生命保険双六などがある。 ※1大安生命保険株式会社:大正3年(1914)に設立され、のち、片倉生命に包括移転した。以降、日産生命、あおば生命を経て現在のプルデンシャル生命に至る。 ※2生命保険:生命保険契約の形態は1400年代のイタリアで登場し、当初は奴隷運搬の海上保険の形態として登場した。17世紀イギリスでは、セントポール寺院の牧師たちが   葬式代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立てていったといわれる(香典前払保険・香典前払組合)。やがて、「ハレー彗星」で有名な   天文学者エドモンド・ハリーが、実際に調査して人間の寿命を統計化した生命表を作成した。それは年齢ごとに生存している人死亡した人の割合をまとめた統計データである。   母集団が大きな統計は、「大数の法則」により、年齢ごとの亡くなる人数(死亡率)を導くのに便利であった。 そして生命表ができると、各年齢ごとに保険料を払う者の   人数と亡くなる(保険金を受け取る)者の人数が推定できるようになった。 そこで死亡率に応じて保険料に差をつけることが考えられ、18世紀のイギリスで死亡率に基づいた   保険料を集める制度ができた。   日本においては、戦前、大日本帝国憲法の日本では死亡保険と呼ばれており、また徴兵制度に伴い徴兵保険も存在した(第一徴兵、富国徴兵、日本徴兵、国華徴兵などの   株式会社)。昭和10年(1935)には、全体では32の死亡保険等取扱会社が存在した(相互会社4社、株式会社28社)。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG213-3  
画中文字
組解説 個別解説 ■生命保険双六の解説 本双六は、昭和2年(1927年)、大安生命保険株式会社(※1)発行の生命保険(※2)の広告宣伝用双六である。 画家は不詳である。 先ず、右の欄の中には本双六の発行目的が記載されている。「お子様方に保険思想を、お吹込みになれば、それだけ、お子様の将来が、御幸福であります。」と。 ルールも独特である。 ・途中のマスの指示で、お菓子やみかんを掛ける。 ・一番目に上がった者は保険金として、お菓子やみかんを半分だけ受け取って、伊勢参宮をする。、   二番目に上がった者は保険金として、残りの半分だけを受け取って、明治神宮へ参詣する。  三番目に上がった者は保険金として、残り全部を受け取る。 ・上記の後、双六を継続する場合は、二つの宮を振出しにできる。 ・サイコロの目に従ってコマを進める飛廻り双六である。各マスには、面白く、為になることが書いてあるので、声高く読みあげる。 また、左の欄には、保険用語の失効・猶予期間についての説明書きがある。最後に「解約は御加入者が大変御損です」と注意を促している。 全15マスに振出しは、華福振出門を顧客が通る絵柄である。添え文はこうだ。 「皆様、今日は吉日、よいお天気、みんなそろって、仲よく、保険の国へ旅立ちましょう。」 以降、保険の効用を説くマスが展開する。松、竹、鶴、梅、不老、長生、幸福、雀のお宿、龍宮城、、伊勢大廟、明治神宮。 そして上りは保険金受取。「私は大安生命から、あなたの保険金をお届けに参りました。先ず、おめでとうございます」と結んでいる。 この時代、生命保険の広告宣伝用双六は複数制作されている。例えば、昭和2年(1927)愛國生命発行の生命保険双六などがある。 ※1大安生命保険株式会社:大正3年(1914)に設立され、のち、片倉生命に包括移転した。以降、日産生命、あおば生命を経て現在のプルデンシャル生命に至る。 ※2生命保険:生命保険契約の形態は1400年代のイタリアで登場し、当初は奴隷運搬の海上保険の形態として登場した。17世紀イギリスでは、セントポール寺院の牧師たちが   葬式代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立てていったといわれる(香典前払保険・香典前払組合)。やがて、「ハレー彗星」で有名な   天文学者エドモンド・ハリーが、実際に調査して人間の寿命を統計化した生命表を作成した。それは年齢ごとに生存している人死亡した人の割合をまとめた統計データである。   母集団が大きな統計は、「大数の法則」により、年齢ごとの亡くなる人数(死亡率)を導くのに便利であった。 そして生命表ができると、各年齢ごとに保険料を払う者の   人数と亡くなる(保険金を受け取る)者の人数が推定できるようになった。 そこで死亡率に応じて保険料に差をつけることが考えられ、18世紀のイギリスで死亡率に基づいた   保険料を集める制度ができた。   日本においては、戦前、大日本帝国憲法の日本では死亡保険と呼ばれており、また徴兵制度に伴い徴兵保険も存在した(第一徴兵、富国徴兵、日本徴兵、国華徴兵などの   株式会社)。昭和10年(1935)には、全体では32の死亡保険等取扱会社が存在した(相互会社4社、株式会社28社)。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG354  
画中文字
組解説 個別解説 ■実用お料理献立漫画双六の解説 解説は、下記「解説」ボタンより、commentary_tkjSG354.pdf を参照のこと。 これは2017年の1年間、月刊「清流」(清流出版株式会社)に掲載された筆者執筆の「絵双六に魅せられて」の記事である。 以下は、築地双六館双六ねっとの記事(https://sugoroku.net/lib/lib_t_oryori.html)の抜粋である。 発行:1926年(大正15年)、制作 案:婦人世界編集部 画:藤本斥夫 / 婦人世界 新年特別付録(実業之日本社) / サイズ(cm)  縦55×横80 1年間の献立を双六に仕立てたこの双六が私は大好きである。 情報量の多さ、季節性、時代性、庶民性、ユーモア、わかりやすい画・・・面白い双六の要素がつまっている。 1月から12月の、日曜日から土曜日の、朝・昼・夕の献立、つまり12×7×3=252種類の献立(=コマ数)がびっしり書き込まれている。 以下に各月のある日の献立を挙げてみる。かなり、豪華で、見栄を張ってはいるが、バランスの取れた献立である。 ・1月  【朝】葱の味噌汁、昆布の佃煮 【昼】うどんの煮込み、福神漬け 【夕】ライスカレー、若布と独活の酢味噌 ・2月 【朝】八杯豆腐、海苔の佃煮 【昼】薩摩芋の吉野煮 【夕】鱈昆布の味噌汁、竹輪と蓮根のうま煮 ・3月 【朝】薩摩芋の味噌汁、嫁菜の浸し物 【昼】ぜんまいと油揚の煮付 【夕】豚のキャベツ巻、湯豆腐 ・4月 【朝】葱の味噌汁、三つ葉の浸し物 【昼】蕨とがんもどきのうま煮 【夕】海苔巻きずし、からあさりの汁 ・5月 【朝】キャベツの味噌汁、納豆 【昼】牛蒡とちぎり蒟蒻の煮付 【夕】このしろの魚田、人参大根の酢和 ・6月 【朝】摘菜の味噌汁、煎玉子 【昼】あんかけ豆腐、若布と独活の酢味噌 【夕】牛のスチュー、シラス干とトロロ昆布の汁、浸物 ・7月 【朝】南瓜の味噌汁、昆布の佃煮 【昼】冷やざうめん 【夕】柳川鍋 隠元の胡麻和 ・8月 【朝】蜆汁、新牛蒡の佃煮 【昼】がんもどきの煮付 【夕】茄子の鴫焼、葱と魚のぬた ・9月 【朝】ほうれん草の味噌汁、糸蒟蒻の煮付 【昼】ずいき和 【夕】栗飯、ちらし玉子 ・10月 【朝】焼海苔、てっか味噌 【昼】松茸飯、八杯豆腐 【夕】刺身、人参と蒟蒻の白和 ・11月 【朝】馬鈴薯の味噌汁、蛤の時雨煮 【昼】八つ頭の煮付 【夕】キャベツと豚の煮込、隠元豆 ・12月 【朝】豆腐の味噌汁、大根卸し 【昼】饂飩の煮込み 【夕】コロッケ サラド                                                           以上
組備考 個別備考
作品No. tkjSG438_1  
画中文字
組解説 個別解説 下記「解説ボタン」よりcommentary tkjSG438_1.pdf 及び commentary tkjSG438_2.pdf 参照のこと。■日本男児遠征双六の解説 本双六は、大正15年(1926 )、大日本雄弁会の少年倶楽部新年号の付録である。 案は少年倶楽部編集局、画は松野奏風(※1)である。 欄外に記載されている「遊び方」は以下の通りである。 ・赤軍と青軍に分かれ、それぞれの振出しから矢の方向に進む。 ・相手の色の線に移る矢印あれば、その方向に進む。 ・自分の色の線を通る限りは、矢印進む・進まないは自由。 ・損得を考えて進める。 ・味方の要塞で止ったら出目の2倍進む。敵の要塞では1回休み。 振出しは、赤軍も、青軍も要塞の風景である。ここから、双六が展開される。 途中には、以下のマスが用意されている。 水雷、潜水艦、順風、猛獣、間道、巨象、自動車、悪路、故障、大河、濃霧、暗礁、 燈台、機関銃、突撃、飛行機、飛行船、悪気流、快速、塹壕、毒ガス、小銃戦、夜襲、 奇襲、幕営、強雨、そして、上がりは、陸軍と海軍の少年将校。その背景では両軍の兵士が万歳を叫んでいる。 なお、小さなマスに、毒ガスの記載があることに注目したい。毒ガスは、国際条約で使用が禁じられていた。しかし、第2次世界大戦で日本軍は毒ガス兵器を大量に製造し、おもに中国での侵略戦争で使われたという。敗戦時に70万発といわれる毒ガス弾が各地に廃棄され、今も人々に脅威を与えている。環境省のHP「毒ガス弾等とは何か ~旧日本軍製造の毒ガス兵器~」の中で、「毒ガス弾と思われる物を見つけたときは、絶対に手に触れず、すぐに警察署や消防署に通報してください」と、注意を呼びかけている(表①参照)。 本双六では、陸・海・空のそれぞれの兵器や戦術が描かれている。軍国教育の一環として、子供の国威発揚・戦意高揚のために、双六の持つ広報宣伝機能が利用されてしまったことは残念というほかない。 裏面は奇抜滑稽「乗物競争突破双六」である。 ※1松野奏風(まつのそうふう):能画家。明治32年東京生。尾竹国観、月岡耕漁に師事し、兵役後は能画に専念する。昭和38年(1963)歿、64才。 四街道市に「奏風・秀世記念 松野文藝館」がある。
組備考 個別備考
作品No. tkjSG202-2 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG203_1 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG203_2 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG211 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG213-1 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG213-2 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG213-3 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG354 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
作品No. tkjSG438_1 所蔵者名 築地双六館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.sugoroku.net/
所蔵者著作権表示 © TSUKIJI SUGOROKUKAN 築地双六館, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL
エントランスへ «最初 <前ページ 新規検索     ログイン

検索条件を入れたら下のボタンをクリックしてください。

Copyright © 1999- Art Research Center, Ritsumeikan University, All Rights Reserved.