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作品No. H-22-1-14-9 CoGNo. H-22-1-14-9. Co重複: 1 AlGNo. H-22-1-14-9. Al重複: 1 出版年: 万延01 (1860) 月日 03・ 地: 江戸 出版備考: 順No.:( 186003. )
絵師略称 芳虎 絵師Roma Utagawa Yoshitora 落款印章 芳虎画 彫師摺師 画中文字人名 改印 申三改 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 「夢想兵衛 胡蝶物語の内」 ( ) 1印No. 1板元No. 1板元名 井筒屋 板元文字 板元 井筒屋
作品名2 「貧婪国」「夢想兵衛」「欲海和尚」 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 戯画・風刺画  空想国  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. H-22-1-14-9 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. H-22-1-14-9  
画中文字 「是非よりりんしよく」「貪婪国 名木 あたじけ梨 蛮名 ベカチヤン」
組解説 個別解説 「夢想兵衛 喃々聖にものまうさん 是は日本国の旅人に夢想兵衛といふ者なるが 不図したことで少年国色欲国を編歴し 近属強欲国に遊ぶ折から 天狗やら熊鷹やら怕しき大鳥にさらはれてこの処へかき落され 進退究て難儀至極也 あはれ慈眼視衆生の眥をかへし扶おろさしたび給へと憑むにぞ 欲海和尚は点頭給ひ さて/\それは気の毒千万 銭にだになることならば人を救ふは出家の役也 冥加銭の多少によつて相談に及ぶべし 拙僧甚途をいそぐ はやく直を限候へ とく/\と宣ふ言語に呆果 こゝろの内思ふやう 貧婪国とはいひながら人を扶くる出家ですら人の難ぎを僥倖に早とりかへる●計口上 憎さも憎しと思へ共 狼貪無慙の国風なれは 俗人はなほ思やらる 這和尚をばとり迯し後に勧解ともなげく共 下してくれる人なくば 鵙の早贄みるやうに日乾になるよりすべあらじ 欺に手なしと思案して宣ふ処 承知なり 路銀は沢山所持いたせば望のまゝに寄進なすべし 扶てたへと云を聞 和尚はしめてにつこととうちえみ 善哉/\ 銭なき衆生はどしがたし なんぢに夥の金あらばいかにも救ひ得さすべしと回答をなしつゝ 懐なる紙入とりだし その中より豆そろばんを取出し まづ此木の高さ五六丈あるべし 是へ掛る足代の杉丸たを十本と見て此代銀が八十目 さてそのうんちんか一貫二百文 索十把四百文 此人足十人と三貫文 〆て銀八十目と銭四貫六百文 さて其外に今日いつ周忌の逮夜にまねかれ しつかり飲る地走をうけず腹をへらし帰る この損毛をざつと勘定して見れば百六十弐匁八分と銭六貫六百五十六文 金にして三両弐分二朱と四百五十七文となる 是は御身を助いでも我等が所とくなれば冥が金にはあらす 人の命は千金にも買れぬ物なれど 我等出家のことなればよくをはなれて相談すべし 永代方の葺替として只金五十両寄進あるべし しかるときは二口しめて五十三両弐分二朱と四百五十七文なり けふの命と引替にこの金銭を渡?与すならば扶おろしてしく得さすべし もし鐚銭壱文なりとも不足せば仏縁なしと諦給ゑへといと憎体にほざきにける」
組備考 個別備考
作品No. H-22-1-14-9 所蔵者名 国立歴史民俗博物館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL https://www.rekihaku.ac.jp/
所蔵者著作権表示 Copyright (C) 2006 - 2017 National Museum of Japanese History. All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL https://www.rekihaku.ac.jp/education_research/gallery/database/pdf_doc/db_kitei.pdf
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