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作品No. BM-1902_0212_0213 CoGNo. BM-1902_0212_0213 Co重複: 1 AlGNo. arcUP2194 Al重複: 2 出版年: 天明初期 () 月日 地: 江戸 出版備考: 順No.:( )
絵師略称 春常 絵師Roma 落款印章 春常画 彫師摺師 画中文字人名 改印 判型 大判/錦絵(横) 続方向 作品位置 001:001/01;01 異版
作品名1 ( ) 1印No. 1板元No. 1板元名 板元文字
作品名2 ( ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 役者絵  大首絵  勝川派  立役  画題   シリーズNo. 資料部門 浮世絵
作品No. BM-1902_0212_0213 配役  〈2〉市川 門之助  〈3〉沢村 宗十郎
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 天明02 ~03 場所 江戸 劇場 中村
作品No. BM-1902_0212_0213  
画中文字
組解説 〈2〉門之助と〈3〉宗十郎が同座したのは天明2~3年度と寛政3年度のみ。春常の作画期は安永後期~天明初期であるから、これと重なる天明2~3年頃ヵ。また二人の衣装に蝶と千鳥が見え、曽我狂言との関係が考えられる。 個別解説
組備考 個別備考 BN01320283-02(Z0176)-095『秘蔵浮世絵大観2』  右の門之助は安永・天明の人気役者で、立役に女方をも兼ねた。左の宗十郎は天明・寛政を代表する立役である。この二人は意外なほどに一座共演していない。安永中期以後、門之助の没する寛政六年(一七九四)までには、頭書の時期以外には寛政二年(一七九〇)十一月からの一年間しかない。作画期を定めた理由である。劇場は中村座。  両者とも同じ蝶と鳥の模様の袢纏を引っ掛けて右肩を脱ぎ、下には腹掛けが見える。この姿は、職人等の町人で、二人が同職のような関わりの深い役であることを示している。髷の相異が役の性格の別を表現しているのであろう。蝶と鳥の模様は、曾我兄弟との関係を暗示しているのかもしれない。兄の曾我十郎は鳥の、弟の五郎は蝶の模様の衣裳が約束である。天明二、三両年の正月曾我狂言には、いずれも門之助が五郎、宗十郎が十郎を演じている。曾我狂言の二番目以後の役であろうか、現段階では役名は特定できない。  本作で注目すべき点は様式と構図であろう。大首絵である。大首絵の先蹤的作品はすでに享保(一七一六~三六)の鳥居派役者絵に見られるが、その最盛期は寛政に入ってからである。大首絵の展開の中でも注目すべき時期の作品であろう。そして、画面を横位置にとり、二人を描いた構図は他にあまり類例を見ない。 (池上文男)
作品No. BM-1902_0212_0213 所蔵者名 The British Museum 所蔵者資料No. 1902,0212,0.213 蔵印
所蔵者URL http://www.britishmuseum.org/
所蔵者著作権表示 CC BY-NC-SA 4.0
所蔵者利用規定URL http://www.britishmuseum.org/about_this_site/terms_of_use/copyright_and_permissions.aspx
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