ARC浮世絵ポータルデータベース/Ukiyo-e Portal Database詳細情報表示 136件の内16件目を表示中 ImageNote UserMemo

クリックして画像のみのウィンドウを別々に開く→

縦A 縦B 縦C 縦D 縦E 縦F 横G 横H
同板作品表示 前の作品 新規検索 次の作品  
サムネイル一覧 簡易情報付一覧 ArtWiki English»
AcNo. CoGNo. H-22-1-14-8.  AlGNo. H-22-1-14-8.
絵師: 芳虎 (Utagawa Yoshitora) 落款印章: 芳虎画 絵師検索 
判型: 大判/錦絵 続方向: 作品位置: 001 枚組の 001 番目  01 枚続の 01 枚目
Col重複: 1 All重複: 1
板元文字:  板元 井筒屋
版印1  板元1  板元名1:  井筒屋 
改印:  申三改  出版年月: 万延01 (1860)・03・ 出版地:  江戸  同時作品
作品名:  「夢想兵衛 胡蝶物語の内」  「少年国不教島」「夢想兵衛」
個別解説:「茲も彼少年国のうちなれど 善と悪との潮堺 天矢樫の骨漲灘不教島とは石の傍示にしられたり 扨この処に生るゝ者の為体を見るに 七八歳より十五六歳を一期として 衣服は肩と腰をぬひあげ 守袋に迷子札を著たるもあり 頭髪は小判形に頂額の真中を剃て四方髪多し また四処結の蜻蛉髪あり 芥子坊主あり されど月代を剃髪をゆふことを嫌ふ故 多くはさんばら髪にて 天窓にはしら雲棚引 鼻の下に氷柱の下りたるもあり 弱きは強きに征せられて これを餓鬼大将と仰ぎ 浴する体は烏に似たり 衣装等に鍵裂 肢体に生疵を厭はず 犬をけしかけ紙鳶にかゝつては飯どきをも忘れ 夏は蝉を捕り蝙蝠をはたきおとし 秋はとんぼを逐ひ 冬は背門に氷を砕き雪を固め 朝の五つより昼の八つまで机にむかひ筆をとれども一画一点も習はず 人形の首もかき飽れば草紙へ水をかけて勘定をあはし 出もせぬ小便にたび/\立て傍輩の草履をかくし ゆきたくもない厠へゆき 大小便の番札もその数つきてせんかたなければ 筆を舐めること銕漿をつけるがごとく 手を塗面を塗こと草紙より黒く 洟は袖でかみ 土間をはだしであるき 人の前へだせば指を銜え ぬかるみへ踏こみて雪駄を汚し 障子を破り行燈に穴をあけ 壁をほせりて土を食ひ 持仏の線香を食ふものあり その罪赦しがたければ 師匠尊者やむこと得ず机にのぼせ茶碗に水を入れてもたする時 そら泣をして恥をしらず 灸をすえらるゝとき四隣を騒がし身の為を思はず されど罪あつて笞るゝ時もとく脱去れば ふたゝび責ざるが国法なり たま/\の仕置も疵のつかぬやうに 背を打或はしりこぶたをつめり 亦は細引にて縛り押入戸棚へ入て置を刑罪の第一とす 多くは艾を見せておどしておくのみとぞ」
画中文字:
「ごふんびきの土蔵」「きりぬきの松」「なまりの天神」「金魚ばちの池」「もろこしがらのはし」「今戸やきのとふ」「よしのほの百せう」「いかのこうのさぎ」 縦書でみる
系統分類:  戯画・風刺画  空想国   画題:   
所蔵:国立歴史民俗博物館 資料部門: 浮世絵
Permalink:
続き物・組み物 1280× 1024× 800× 100×

所蔵資料の利用に関しましては所蔵資料ご利用ガイドをご覧ください。
If you wish to use any of the images from our databases for purposes other than personal use, please click here.

Copyright (C) 2006 - 2017 National Museum of Japanese History. All Rights Reserved.
(System) Copyright © 2005- Art Research Center, Ritsumeikan University All Rights Reserved.