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AcNo. CoGNo. arcSG001  AlGNo. arcSG001
絵師: -不詳 () 落款印章: - 絵師検索 
判型: 大大判/合羽摺 続方向: 作品位置: 001枚組の 001枚目 01枚続の 01枚目
Col重複: 1 All重複: 1
板元文字:  京都 柏屋宗七板
版印1  板元1  板元名1:  柏屋 宗七 
出版年月: ()・ (江戸後期) 出版地:  京都  同時作品
作品名:  「新板 仮名手本忠臣蔵飛回双六」 
個別解説:■新板仮名手本忠臣蔵飛廻双六の解説 本双六は、江戸時代後期、京都寺町二条の柏屋宗七によって発行された忠臣蔵双六である。 サイコロの出目の指示によって各段に飛廻る形式だ。 絵師は不詳である。 「仮名手本忠臣蔵」は、歌舞伎三大名作(※)の一作とされており、 寛永元年(1748年)に人形浄瑠璃の作品として初演、その後歌舞伎でも上演されるようになり、 一時期上演中止もあったものの、今日まで大衆に親しまれてきた芝居である。 振出しから「い・大序・鶴ヶ岡」から「め・十一段目 門」を経て、「す・柴部屋」で上がりとなる。 仮名手本なので、いろは順になっている。つまり、各段の名称や主要場面がいろは順で49のマスによって構成されている。 詳しいマスの構成は表①を参照されたい。 以下、マスの文言を補足する。 ・切:歌舞伎 で、一日の興行の最終幕最後の場面。 一幕ごとの最後の場を 切 (きり)と呼ぶことに対応する。   江戸時代 後期までは二番目狂言 世話物 の最終幕を指したが、 幕末 になって二番目狂言のあとに一幕物がつけられるようになるとこれを指すようになった。 ・ひつ(匹):身分の低い者。男。 ・へいじ門(=平地門=屏中門(へいじゅうもん):表門と母屋との間にある塀に設けた中門。左右に柱を立て、笠木がなく、2枚開きの扉がつく。壁中門。平地門。 ・花ぞろえ: 美しい女性を花にたとえて、その女性をまわりに並べること。多く、遊女を並べること。 ・諸士(しょし):多くのさむらい。 ・お多福:祇園一力茶屋のある部屋で寝ていると、天井に小さなお多福が浮かび、だんだんと大きくなって、天井いっぱいになるという怪談がある。 本双六は、薄い朱、黄、墨の三色で刷られているが、人気双六のため、何度も刷増しされたので、版ずれを起こしているが、それも味わいの一つであろう。 この双六を見つつ、芝居を見れば、わかりやすい。地方の人は、京や江戸の芝居小屋に思い馳せて、楽しんだことであろう。 信念を持ち続け、耐えて、忍んで、最後には本懐を遂げる。その困難さを知るがゆえに、忠臣蔵は日本人の心のフォーマットであり続けている。 ※歌舞伎三大名作:『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』、  『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』。 以上 分類語: 歌舞伎・芝居・役者 忠臣蔵 武者・武勇・合戦・戦争・歴史 風俗・暮らし (文責:築地双六館 吉田修)
系統分類:  双六  忠臣蔵 Chushingura  画題:   

所蔵:立命館ARC HP  資料部門: 浮世絵
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