ARC浮世絵・日本絵画ポータルデータベース/Japanese Prints (Ukiyo-e) and Paints Portal Database詳細情報表示 89件の内15件目を表示中 画中文字検索 ImageNote UserMemo

クリックして画像のみのウィンドウを別々に開く→

縦A 縦B 縦C 縦D 縦E 縦F 横G 横H
同板作品表示 前の作品 新規検索 次の作品  
サムネイル一覧 簡易情報付一覧 ArtWiki English»
AcNo. CoGNo. H-22-1-11-1.  AlGNo. H-22-1-11-1.
絵師: 芳藤 (、Utagawa Yoshifuji) 落款印章: 芳藤画 絵師検索 
判型: 大判/錦絵 続方向: 作品位置: 001 枚組の 001 番目  01 枚続の 01 枚目
Col重複: 1 All重複: 1
板元文字:  下谷 相ト
版印1  板元1  板元名1:  相ト 
改印:  戌七改  出版年月: 文久02 (1862)・02・ 出版地:  江戸  同時作品
作品名:  「妙医甲斐徳本麻疹之来記」 
個別解説:「抑麻疹といふ病にるいするもの五色あり 疫鬼痘鬼といふ 疫鬼は疫病神 痘鬼は疱瘡神なり また瘧鬼邪鬼窮鬼といふものあり 窮鬼は耗也 俗にいふ貧乏神なり これみな大陽の毒にして其年其時の気運につれて流行なす 疫病は春より夏をさかんにして寒にいたりてわずらひなし むかし弓削の守屋大連といふ妙医 悪病の神を送まくおもひ くすりをすゝめてけれども 良薬口に苦くして たれひとりもちゆるものなくついに戮せられたる事は医書にいへり また張機は張伯祖にうけて傷寒論の十巻をあらはし 疫神をのぞく助となせり 痘麻疹は小児の疫なりといえども はしかは天平九年にはじまりて延暦九長徳四慶安三元禄四享保十五宝暦五享和三文政七天保七 いままた文久にいたるそのあいた二十年四十年のほどあり されば疱瘡神はたなをつりてまつるなれども 麻疹はまつる人もなし 疫の神痘の鬼はしか鬼も邪神なるをまつること心得がたし 鬼神いかでかこれをよろこばん 五鬼は陰陽の造化にして人のために父母なり 死生これにありといへども 悪鬼をはらはずして諂らふことあらんや 厄難は人の賢不肖によらず往昔は巫覡を信じて やまひあるものおの/\祈祷を先として薬餌をのちにす これによりて死するもの多し 孔子も此病ひをやめり 子路いのらんことをこふ 子の曰 常に無事をいのるものから疾にあるときいのるにをよばずといへり 凡夫は常に利にはしりてそのわざわひを避んことをもとむるゆへに つねにいのらすして病ときはなはだしく祷 聖人は鬼神をまつるに誠を」
系統分類:  麻疹・天然痘・疱瘡  加持祈祷   画題:   

所蔵:国立歴史民俗博物館 資料部門: 浮世絵
Permalink:
続き物・組み物 1280× 1024× 800× 100×

所蔵資料の利用に関しましては所蔵資料ご利用ガイドをご覧ください。
If you wish to use any of the images from our databases for purposes other than personal use, please click here.

Copyright (C) 2006 - 2017 National Museum of Japanese History. All Rights Reserved.
(System) Copyright © 2005- Art Research Center, Ritsumeikan University All Rights Reserved.